シーヴァス


ヘブロンの貴族。プレイボーイで、女性との絡みが非常に多い人でした。

そのくせ女天使のことは女扱いしません。まあ、男女兼用のセリフがほとんどなのでしょうがない部分ではあるんですけど。

魔物が化けた女にもあっさり引っ掛かりますし、女のあしらいがうまいようで、わりかし下手。

口先で女性を口説くものの、女性に振られているイベントもあったりして、
カッコイイんだかそうでもないんだか微妙なラインです。


そんな中、女天使を口説くイベントがあり、からかっていただけというオチなので私の好きではないパターンのイベントです。
女天使ではあまり雇用したくならなかったので、ほとんど彼を雇用することはありませんね・・・。

男天使の場合は、彼のことを大分大目に見られます。
しょうがないなあ、って感じで。


そんな彼は、両親を幼いころになくして、母方の家に引き取られて育ったようです。

その両親を亡くした事故は、魔物が勇者候補を殺そうとして起こしたものだったのですが。

画家だった父親が描いた母の絵を大事にしていて、それが飾られた教会へよく足を運んでいましたが、
その絵が教会が襲われた際に燃えてしまいます。


天使と堕天使との戦いさえなければ、お前の両親も死なずに済んだとか、魔物が言った言葉で
天使の勇者として戦う意味がわからなくなったといって行方不明になったりしてましたが、
彼を説得して再び立ち上がらせます。


教会を再建しようと頑張っている人たちがいること、
シーヴァスには貴族としての責務があるということ。

そんなに弱い人だったんですか?って叱責するなんて、天使も結構いうなあ、と感心。


天使の言葉で前を向くことができたからか、シーヴァスにとって天使は大切な存在になった模様。
相変わらず女性と一緒にいたシーヴァスですが上の空で、女性を怒らせた後、
天使と話がしたいと言ってきます。

彼の女性へのてきとうさはどうにかならないんでしょうか。誠実さがかけらもありませんが・・。


まあともかく、そこで
絵に固執していたのは、母親の顔を、声を、忘れていくのが怖かったからだと話してくれます。

なるほど、ひとりぼっちでさみしい心が、プレイボーイへ発展したということなのね(^−^;)
天使にも、「天界へ帰るとしても、いきなりいなくなったりはしないでほしい・・」と告げてきます。


そのあときちんと告白をして、天使もそれにこたえ、ラスボスを倒した後は地上へ。

エンディングでは公務をまじめにやってるようだし、天使のことも大切にしようとしている感じは伝わってきたのでまあいいかと。


しかし、シーヴァスは最初はヘブロンにいるものの、イベントでクヴァール(南の大陸の国)の教会に移動した後は、
ことあるごとに教会に勝手に行ってしまうのが困りものでした( ̄▽ ̄;)

当然依頼は勝手にキャンセルされるし、教会に飛んでるし・・・。

いつ依頼を頼めばいいのか?って感じで。依頼をこなさないとレベル上げられないので・・。

あとはフィアナの依頼が茶色でシーヴァスがオレンジなんですが、色合いが似てて、「ん?どっちの依頼?」ってなってしまうのもちょっと困りました。

フィアナが育った場所もちょうど同じ教会だったせいで、なんだか紛らわしかったです。
色だけじゃなくて、誰の依頼というのを名前で表示してくれるとよかったんですけど。


ちなみに彼には「修行中」に会いに行くのが面白かったです。
修行中だから時間がないといいながら、天使が用事終わって帰ろうとすると、「もう帰るのか、まあ、自分も忙しいからいつまでもいられては困るが・・・」とちょっと残念そうなので。

剣の修行をしているかっこいいところを見てほしいのかな?


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