あかずの間
(ヴィジット)
このゲーム感想には重要なネタバレが含まれるので、クリアした人だけご覧ください。
私たちは、推理ものがとても好きです。
そして、サスペンスとかミステリーとか・・・ 中にはちょっと怖いものもあったりします。
そういう場合、一人でやる気はしないけど、 二人だとそんなに怖くはないんですよね(^.^)
ということで、そういったコーナーから見つけてきたこのソフト。
早速二人でプレイしてみました。
主人公はサイコセラピストの女性で、細かい内容は忘れましたが、ある高層ビルで 暮らすことになります。
といってもそれは試験的なもので、同じように何人かのいろんな立場の人と共同でということです。その、他と切り離された空間で、事件が起こります。
ゲームは、テキストを読んでいく形式になっており、 ミステリー小説を読んでいるような感覚で進みます。
ストーリーは選択次第で変わっていくようですが・・・。
はっきり言って、私たちは一回しかやっておらず、 その一回が面白くなかったので、そのストーリーしか知りません( ´△`)
「カツタ ミノル」という、ストーカーに狙われている歌手の女の子。
彼女も共同生活メンバーの一人です。閉鎖空間の中には「カツタ ミノル」という人物はいません。
なのにそいつがやったと思われる事件が勃発。
いったい誰が犯人なのか?
その犯人こそがカツタ ミノルなのか?
とりあえず主人公には危険がないので、 冷静に推理を重ねていきます。
そして新たな被害者出現。
アリバイのない人物・・・。いったい犯人は!?
ドキドキしながら、進んでいく私たち。
そしてクライマックス・・・ 犯人を捕まえた主人公!!
しかしなんと、カツタ ミノルは実はもう死んでおり、Σ( ̄ロ ̄lll) 共同生活のメンバーに乗り移ることができたのです!!
(そんなアホな)
主人公があげた犯人も、 実はただカツタ ミノルが乗り移っていただけだった!!
そして、幽霊だから、 つじつまが合わないこともオールオッケー!
誰も入れないはずのところにも、 ありえないような状況も、
幽霊には不可能はなし。
ということだったのでした・・・(゜Д゜)
そして新たに、助かった歌手の女の子は 別のカツタ ミノルが乗り移ったヤツに襲われるところでエンド。
私たちはあまりの展開にボーゼン。
じゃあ、今までの推理は、 あの犯人は、
一体何だったわけ?(゜ロ゜)
幽霊が犯人でした(^∇゜)b なんて、そんなのアリ???
はっきり言って、 そんな終わりは納得できませんでした・・・。
あの女の子が生きている限り、 新しいやつに乗り移って、彼女を襲い続けるであろうカツタ ミノル。
そうなったらもう、 彼女は死ぬしかないでしょう・・・(T_T)
幽霊が相手じゃ、絶対に捕まえられないし。他にエンディングがあるのかもしれませんが、 私たちはあまりにもアホらしいその展開にキレ、
もう一度プレイしよう、という気分にはなれませんでした・・・。
いったいなんだったんだ・・・あの展開(; ̄∇ ̄ )
いくつか観たホラー映画のラストもみんな、 恐怖に終わりはないさ的なエンディングで、
だったら今までの努力とか苦労とか、何だったんだ?と思ってしまうため、
ホラー映画は観ないことにしていました。それと同じ展開でした。(>_<)
そう、もしかしてこのゲームは、推理とかさせる割に、 ミステリーやサスペンスではなくてホラーだったのかもしれません・・・。
後日、私たちの憤りを母にもわかってもらいたいと思い立ち、 母にも(内容には触れず)プレイさせました。
しかし母は、テキストを読むという形式が苦手らしく、 まだビルに入っていない段階で「目が疲れた」などと言い始め、結局断念しました。
私たちの仲間を増やそう計画をあっさり阻止する母。
上手でした(>_<)
まあ、百人の人が「つまんないよね!」と言ってくれたところで
気持ちが晴れるわけではないので、別にいいんですが・・・。
怖い系のソフトはそういう危険性がある、ということを教えてくれたソフトでした・・・。
とは言っても結局プレイしてみないとわからないため、あまり意味はないんですけどね・・・(;´∇`)