探偵神宮寺三郎 灯火が消えぬ間に
(データイースト)
神宮寺シリーズは未完のルポ(プレステ)からやったのですが、なかなか面白かったのでその先の「夢の終わりに」もプレイ。
そしてその次が、この「灯火が消えぬ間に」です。
未完のルポのときにあった「神宮寺以外のプレイヤーでプレイすることができる」というシステムはなくなり、
再び神宮寺のみで展開されていきます。・・・まあ、ハッキリ言ってあのシステムはあまりよくなかったので、
神宮寺のみの方がいいと思います(;´∇` )
そしてそのかわりに、というか、
「時間経過」という概念が加わって、場所移動すると時間が過ぎていきます。
また、洋子や他の人に指示を出して、捜査の聞き込みをしてもらうことができるようになりました。
そしてこの物語は、オーストリアにまで行ってしまいます!(゜ロ゜)
ずいぶんスケールが大きいですね〜。
といってもそれは最終的なことで、
ほとんどはいつもの新宿、歌舞伎町です。聞き込みのシステムもより細かくなって、なかなか難しい・・・(;^∇^ )
でも、神宮寺は非常に優れた探偵なので、
プレイヤーがたとえどんなにお馬鹿さんでも(私のような)、
きっちり推理してくれます!
今回のストーリーは、
ある日突然迷い込んできた青年を拾ったところから始まります。
「正隆」と名乗ったその青年は、できたばかりの彼女とラブラブのよう。
ところがその彼女「祥香」が旅行先で突然行方不明になってしまい、
神宮寺と正隆は、祥香の行方を捜すことにするのですが・・・。
この正隆・・大好きなキャラクターです♪
明るくて人懐こくて、感情表現が素直で・・・。
う〜〜ん、神宮寺にはないその「イキイキ」した感じが
すっごくホッとさせてくれる・・・。
もちろん神宮寺も好きなんですけど、癒されるのがイイです(-^▽^-)
神宮寺とも兄弟のように見えますし☆
そんなわけで今回は、彼のおかげで、なんだかとっても楽しかったです!(*´▽`*)
そして彼の彼女、祥香もとても素直でかわいくて、二人でいる雰囲気がまたイイ感じ!!
ただ、せっかく増えた「指示出しシステム」は、
私としてはイマイチ使いにくかったです・・・。結局重要な情報を知るためには、神宮寺が行くしかないので・・・意味がないような。
洋子や正隆でなければ聞き出せないこととか、あるとよかったかもしれません・・・が、あったらあったで行き詰っただろうという気もする・・・。
ところで今回は、神宮寺と洋子もちょっとイイ感じ・・・だった?
というかこの二人いつくっつくのだろう??まあそういう微妙な関係っていうのも、結構好きですが(^∇゜)b
その他、笑えるシーンとして一つ。
街での聞きこみ中、不良のケンカを止めた神宮寺。
・・・ヤクザと間違えられた!!ε=(>ε<)
あれには大受けしました〜〜。
ショックを受ける神宮寺にも受けたけど、
「だよね〜〜!」って超納得。神宮寺のあの風貌は、絶対ヤクザだと思う・・・。
明治組にいても、ヤクザよりヤクザっぽい。
よく相手をオドして吐かせるし
とてもカタギには見えない・・・。
(探偵って一応カタギ・・・だよね)
今回の作品は、事件としてはいろいろあったけど、
何だか正隆と祥香に救われた〜〜〜って感じがしました。
いっそのこと、彼を助手にしてほしい。
・・・なんて思ってしまうくらい、
私は正隆が好きでしたね。
そして、オープニング画面から行ける「謎の事件簿」(オマケのシナリオ)。
これがまた、楽しいです!
果てしなくつぶれた落書きのような神宮寺たちにも笑えるし、
事件の推理も楽しめるという、オマケなのにとっても充実。いろんなヒントをくれるので、私たちも頑張って解き明かします。
そして解けて誉められると、非常に嬉しい(^o^ )
毎回、本当の事件よりもこっちを先にプレイして、
楽しんでしまう・・・。
(もちろん本編の面白さとは別物ですが)とにかく大好きなつくりですね。
今回のも全部面白かったです!