ジル
本編で癒されたジル。ファンディスクでも癒されました〜（*´▽｀*）
ジルは穏やかなキャラだし、人形とオーナーと言う関係を忠実に守っているようなところがあるので、本編では非常に物足りない人でもありました。
彼にとっては、オーナーがグロリアであってもハンナであっても同じなのです。
同じように、夢を見させる、そういう存在であればいい。でもファンディスクでは、彼は制約に縛られていない、自由な心を持てる存在。
そのため本編よりはハンナへの好意を感じられるようになっていました。もうオーナーではないのに「わが姫」とか呼ぶのは照れるんだけど（#´∀｀#）
そういう言い回しが似合うのがジルですね。
ルディと一緒に、たまたま居合わせたお隣に住むミセス・デイビスに大嘘をつくのが面白かったです。
これは共通会話の一つなので毎回見ていたんですが、
自分たちを遠い親戚だと自己紹介する二人の鮮やかな嘘が面白い。店先に出てきたのが別の人だったら、こうもさらりと嘘はつけないだろうなあ。
ジルは2日目に元オーナーのグロリアに会いに行きます。
グロリアは本編でも、ハンナを大切に思ってくれるお姉さんキャラだったので
元気になってくれててとてもうれしい（*´▽｀*）そこで、改めて『ジルがお人形であること』『夢は覚めるもの』ということをハンナに告げるグロリア。
ジルの方は「わかっているよ」とそれを理解した束の間の再会であることを返すのですが、
ハンナはグロリアが何を言いたいのか、この時点では理解できていません。
どうでもいいけどこの時の、グロリアとジルがにっこり微笑んでこっちを見てるスチルが素敵（*´ω｀*）
なんて美しい人たちなんだろう。ハンナも二人のきらびやかさに、居心地が悪くなってたけど。
グロリアとジルの関係が、唯一『オーナーと人形のきずな』を感じられたということもあり、好きな組み合わせの二人なんですよね。
CGの『コメント』はファンディスクでも健在でしたが、ジルのこのスチルのコメントも気に入っています♪
レディ・グロリアが勝手にハンナを連れ出し、着飾ってパーティーに参加させてしまい、
そのせいでそれから数日、店に見慣れぬ男性客が増えてしまったと嘆くジル。グロリアがジルを挑発しているのが面白いです（*￣▼￣*）そしてジルは、それがわかっていても乗せられてしまうのが悔しいと言います。
存分にやっておくれグロリア。そしてジルもあわててハンナをさらってください。ジルはもともとが落ち着いていて、穏やかなので、積極的になるときが本領発揮というか。
『コメント』はエンディング後一緒にアルバムを眺めてる設定の会話みたいなので、セリフが甘いだけでなく
ジルが結構行動に示すタイプであることがうかがえます。実は一番手が早いのかもしれない・・・。
グロリアの忠告も無駄に終わり、あっさりと恋に落ちるハンナ。
まあこれはジルが悪いんじゃないかな？
ハンナを着飾りたがり、恋をすると美しくなるとほのめかしながら、このままでいてほしい気もするなどと・・・。ぶっちゃけ『早く私と恋愛してほしい』と言ってるようなもんじゃないのか、ジル（；´∇｀）
でもそういうジレンマが起こってもしょうがないですね。
だってジルも、ハンナに会いたかったんだものね。
理屈では分かっていても、会ったら離れたくなくなるのが当然というもの！
そんなわけで、グロリアに会いに行ったジルに会いに行っちゃうハンナ。けなげさが可愛い（#´∀｀#）
雨傘を持って行って、雨が降ったら『迎えに来たの』と一緒に帰ろうという、あくまでも邪魔はしないつもりの行動。しかしグロリアは、ジルにハンナが落とされたことを知り、部屋に閉じ込めて反省させていたというすごさ。やるなグロリア・・。
さらには雨傘を預かり、それをジルに突きつけるということもしてくれます。「ジルあの子がここまでやってるのよ。どうすべきかわかってるんでしょうね」と言う態度が素敵すぎる。
ジルは告白してくれないんじゃないかな〜と思っていたので、きちんと告白してくれたのが嬉しかったです！
やはりグロリアのたきつけが効いたのか。もともとジルは男らしい性格をしているから、制約のない今回はそこまで引く必要はなかったのかもしれません。
ジルらしい、素敵のような妖しいようなセリフをのたまってくださいました。恋心を「麻薬」などといい、「甘い毒」と評し、それを自らあおって見せようと宣言。
最後には「君を愛している」とはっきり告げてくれる男らしいジル。カッコ良かった〜（#´∀｀#）
エンディングのジルは、寝ぼすけになってます。
しかし、起きてこない彼を起こしに行ったハンナは、彼の腕に引き寄せられてベッドの中で抱きしめられておりますがΣ（￣□￣；）
ついでにジル裸で寝てるから、すごい構図なんですが！
寝ぼすけのくせに、ハンナを離さないあたり、実は起きているんだろうなって感じですけど
眠いからハンナを口説き落として、このまま眠っちゃおうという意図がすごいです。ジルはいろんな意味で癒されるのでお気に入りです。
上記のような行動をしていても、なぜか癒される気がするのはやはり声のせいなんでしょうね。素敵な声だ・・・。特に癒されるのはもちろん人形の時ですが、
人形の時の控えめなジルよりも、人間になったジルの方が感情が伝わってくるから好きです♪
今作ではジャック・ウィルのあとにプレイしたので、本編と同じく彼の癒しを余すことなく堪能させていただきました（*´ω｀*）