オルフェレウス(愛称オルフェ)


オルフェはシュトラールのリーダー格なのかな。シュトラールが何をやってるのか全然出てこないため、よくわかりませんが。

性格は真面目で優秀で美を愛する人。(美術部所属)
完璧であろうと努力し、自信も持っているけど傲慢ではない。
クーヘン王国を理想郷にしようと考えている。

最初彼を見たときは華やかなナルシストかと思ったのですが、まったく違いました。
スマートな完璧タイプではあるのですが、そういう軽い感じではなかった。
そして声が素晴らしく耳に心地のいいカッコいい声であったため、好感度が上がり、かなりのお気に入りキャラとなりました( ´ー`)

難易度は最高で、攻略サイトを見ていなかった初回プレイのとき彼ねらいでプレイしましたが、玉砕。

保健室のデータでは
一年目「芸術を愛するロマンチスト」
二年目「すべてがパーフェクトで男女平等な女性が好み」とのことで、
こりゃ難しそうだなーと思ったのですが、本当に難しかった。

おそらく必須イベントをやりそこねたんだろうなと思っていたのですが、のちに攻略サイトを見て、「オルフェには必須イベントがない」ことが判明。
・・・必須イベントがあるのってエドとナオジだけなのか(゜Д゜)

つまりカリスマフレームの調整失敗が敗因だったようですね・・。
前半は爆弾の破裂も何回かあったものの、後半は女友達の爆弾がついたらデートしてたから、ちょっと女の子と仲良くなりすぎちゃったのかもしれない。

のちに攻略サイトを見て驚きました。
カリスマフレームが4〜5・5の間。ホントに真ん中キープじゃなきゃダメという厳しさ。

しかしそこさえクリアすれば、初回プレイでもオトせたということにビックリです。

初回プレイ時に見れたイベントは、

☆1936年3月に、オルフェに遺跡に誘われた時に発生した(他に森かバラ園でも起こるらしい)イベント。
馬に乗せてもらって、一緒に夕日を眺めるというもの。

☆1936年10月に公園でデートしたら発生した(他に劇場、映画館、図書館、美術館、ショッピングでも発生)イベント。
靴のカカトが取れてしまい、オルフェに抱き上げられるというもの。
なかなかツボをついたイベントだね!

☆1937年6月20日(文化祭)に美術部所属で見られるイベント。
オルフェが主人公の絵を描いてくれたらしい。

☆卒業まで一週間という頃に、下校して話をするイベント。

だったのですが。

文化祭のイベントで、「初めて最後まで描き上げることができた・・。姉上以外の絵を初めて・・」と言うオルフェ。

なるほどオルフェにはお姉さんがいるのね。と初めて知る。

そして下校イベントで。
「私がこの学園に入学した目的は使長になるためだった。
不安定な情勢がテロを招いてしまう。
私は・・・私はあのような惨劇をもう見たくはないのだよ」
主人公「お姉さまの・・・事?」

お姉さまって何さ。

オルフェにお姉さんがいるのは文化祭でわかったけど、
テロとお姉さまがどう関係あるの?
そんなイベント見てないのに、なぜ主人公は勝手に知ってるんだ?(゜Д゜)

・・・という、訳の分からんイベントをクリアしたのち、バッドエンドだったため、
きっと姉のイベントをクリアしなきゃダメなんだなと思ってたのです。

が、必須イベントはなかった・・・。

ていうかイベントを見てないとおかしいような会話はやめてほしいです。

のちに攻略サイトを見て、ラストに再びオトしたオルフェ。

悪女状態で始めて、クリスマスパーティーへ行かないと見られる、1936年の新年イベントや、
1936年の文化祭時に、部活無所属で見られるオルフェの武術大会参加イベントはまあ、見ても見なくても大したことはないような気がしますが、
1936年の9月13日に発生するバカンスのイベントや、
1937年の5〜6月のショッピングデートで発生するイベントは必須にするべきじゃないのかなーと思いました。

バカンスのイベントでは、一緒にブドウ園を見つめて、昔子供の頃姉と一緒にブドウを摘んだ思い出を語るオルフェ。
あまり多くを語らないため、物足りない感じはありますが、一応姉との大切な思い出を思い返すというシチュエーションです。

ショッピングデートでは、車にひかれそうになる主人公を助けるオルフェ。
そこから、「もう目の前でもう誰も失いたくない」と姉を亡くした記憶を追想することに。
姉は結婚目前にして、婚約者のもとへ向かう電車でテロに遭い亡くなったと・・。

オルフェにとって亡くなった姉上は、理想の女性であり、姉を亡くしてから肖像画を描けなくなっていたというトラウマがありました。
そのため最初の文化祭の時は、テーマが肖像画だったため、作品が発表できないために武術大会に参加していたようです。
そして最後の文化祭のときには、そのトラウマを乗り越え、主人公を描いてくれた。

・・・まあ、もっと彼の内面を知るイベントがいろいろあれば、結構素敵なイベントだと思うのですが(^−^;)
とにかくイベントがほとんどなくて、イベント以外は単調デートのみなので、盛り上がりに欠けます・・・。

あげくどのイベントも、このイベントをやったらこれが起こる、という形式じゃなくて、全部単独で、評価やステータスが一定であればみられるというもの。
恋愛の段階を踏んでいるわけでもないため、何もかも唐突って感じ。
オルフェのキャラが素敵だと思うだけに、ちょっと残念。

が、イベントの一つ一つは結構楽しかったです。
声がとにかく素敵というのがポイントですが・・・
どのイベントも王道な王子様っぽいとこがイイ。

ともに馬に乗って夕日を眺めるイベントでは、ちゃんと白馬だし。
「ここに人を招待したのは君が初めてだ」
なんて言われると嬉しいセリフも言ってくれる。

靴のかかとが取れた主人公を抱き上げるなんてイベントも、オルフェだからおかしくないです。
「軽いな。本当に君はここに存在しているのか・・・。
力を入れるとすぐに崩れてしまいそうだ・・・。
君は私の描いた空想なのか。
それとも私を惑わすために来た妖精なのか」
などとぶっ飛んだセリフも、オルフェならば(ちょっと唖然としたものの)吹きださずにすみます。

妖精ってセリフはデートの成功時にも言ってくれますが、
「そうか・・・まるで君は私の心を読む妖精のようだな」
キラリーンと輝く赤いバラと効果音。
オルフェだと全然違和感がなく、何回聞いても喜んでました(*´▽`*)

私は基本的にセリフがクサいキャラというのは微妙なのですが、オルフェは普通に受け入れられたので楽しかったです。
オルフェのバックミュージックもなかなか素敵でした。

ただオルフェがデート時に、髪をなびかせるモーションで登場するのは笑いましたが。
なぜ頭を下から上に突き上げるような登場するのだろう。

あとは誕生日やバレンタインのプレゼントも、家政がどのくらいあれば成功するのかわからなかったため、最初は失敗。
「変な仕上がりだけど愛嬌だよね」とかのたまう主人公に、非常に冷たく「君の真心だけ受け取らせてもらうよ」なんて言ってくるオルフェ。

はたまたバレンタインのプレゼントにカフスボタンを選んだら「これを・・・か?」と怪訝な顔をされ、「嫌がらせかと思われちゃったみたい」と大失敗。
しかしホワイトデーには嫌がらせしたのに(してないが)素敵なお返しをくれるオルフェ・・・など、攻略本を見てたらしないだろうなという失敗もなかなか面白かったです。
オルフェは辛辣なセリフは言わないのでよかった。


そして初回は攻略サイトも見てないし、どうせオトせないだろうと思って、相当気楽にてきとうにプレイしていたのですが、サイトを見てオトしたときは、丁寧にプレイ。

デートはそれほど多くなく・・・爆弾は最小限に抱えるように。
女友達は一人と仲良く・・・でもイベント前には爆弾破裂させないように。

と、こつこつこなしていたのですが、ラストのあたりで、爆弾を破裂しないようにと女友達の一人とデートしてしまったら、カリスマフレームが若干動いてしまい、3・5に!!

やばいこのままじゃオトせない。

と焦り、慌てて適当にシュトラールに電話。
オルフェはこれ以上上がらないので、カミユでいいや。

そしたらカミユ、すごい応対が冷たい( ̄∇ ̄|||)

もともと仲良くないときの電話は結構冷たい声でしたが、そんなもんじゃないです。
デート後の「またね」とか、うわひっくい声!!ってビックリするほど。

どうやらおまじないをしてないと、嫌われる仕様らしい。なんでだ。

まあどんなに嫌っててもロードし続ければデートに応じてくれるのは助かりますけど。

そしてそのデートのおかげで無事にカリスマフレームが元に戻り、
緊張しながら迎えたパーティーで・・・

オルフェ「ふうここにいたのか」

オルフェーーーーーーーーーーーーーーっq(≧∇≦*)(*≧∇≦)p

オルフェに声をかけられた瞬間、グッドエンド確定♪

オトせないかとヒヤヒヤしてたので、オルフェの声を聴いた瞬間輝きました。
まあカリスマフレームも戻ったし、普通に考えたらオトせないわけがないんですが・・それでも。

そしてオルフェならではの告白セリフ。

「二年前・・・木漏れ日の下でまっすぐに私を見上げる妖精と出会った・・・。
その時私は姉上以外にこんなに汚れのない瞳を持つ者がこの世にいるのかと・・・。
己の胸を貫くような慟哭にも似たその感情に驚きを隠せなかった」

「君の白く輝く翼は私が何に代えても護ってみせよう。
私には・・・君が必要なのだ。
楽園の扉が開かれた時木漏れ日の下で翼を休め・・・私の隣で笑っていてほしい」

聞き惚れる声にうっとりしつつも、色々突っ込みどころがありますねー。

主人公は結構腹黒いし、
初対面そんなに心奪われたなら、もっと電話したとき優しい態度するはずよ( ̄∇ ̄|||)
最初は嫌われてたからまあ冷たかった。とても妖精うんぬんとは思えません。
初対面では「秋空の下に咲く白百合」とか主人公のことを言ってましたけど。

ま、深く考えちゃダメってことですね。

このゲーム完全クリアが11回目プレイのオルフェで締めたので、非常にスッキリしました( ´ー)ノ終わり良ければすべて良し!
カリスマフレームの調整は面倒だから、エンディングまではともかく、オルフェはまたプレイするかもなーと思うくらい気に入ったキャラでした♪



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