ルードヴィッヒ(愛称ルーイ)


シュトラールの中で唯一攻略サイトを見て、一回で完全クリアを目指した彼。
当然のことながら、理由は好みじゃないからです(;´д` )

独裁者タイプというのかな、初対面からぶったまげました。
いきなり机に呼び出し状が入ってて、自らが部長やってるらしい科学研究部の部室に呼び出され、スチル見る限り両端に誰か立たせてるルーイ。
伽羅とかいう香をたいて上機嫌そうに王様チックに献上物でも眺めるみたいな雰囲気で主人公を品定めしてくるのです。

「私の駒にならぬか?」

なんじゃこの人はっ。

それでいて「ルーイでいい」とか言ってくるのがアンバランスでした。
もしや自分のフルネームが嫌い?

ルーイはどうやら学力が一定にならないと登場しないキャラみたいですね。
初回プレイでは年明けてからの登場でした。
しかし初回プレイでは、オルフェ狙いだったもののオルフェの部活がわからなかったため適当に科学研究部に入ってました。
なので一回目の文化祭に、いきなりルーイが登場して「見られてはまずいものを片せ」とか言ってきたのにビックリしました。

ああ、そういや科学研究部に入ってたっけ・・・。
部活全然してなかったから、存在忘れてた。
ていうか見られてまずいものってなんだ・・・。
この人は高校の部活で一体何をしてるんだろうと、思ったものです。

そのあとで忘れないうちにと退部して、美術部に入り直しましたが。

ルーイはバックミュージックもイマイチです。
ルーイには似合ってる気もするけど・・・。
ついでに学力が大成功すると登場してきて褒めてくれますが、こっちに振り向いてつかみかかるような手をのばすあのモーションは何なんだ・・・と、やっぱりイマイチ。

なんかルーイって、怖いんです( ̄▽ ̄;)
声も怖いし。

それでも一度くらいはオトしてみようと、プレイしました。
ただどう考えても二回目はないだろうと思われたため、1〜4週目までは攻略サイトを見なかったけど、5週目のルーイから攻略サイトを見ることに。
無事に一回でオトせました。

ちなみに保健室のデータは。
一年目「科学を愛し論理思考」
二年目「頭の回転が良く男女の目を引く華麗な立ち振る舞いのできる女性が好み」

完璧なタイプが好きそうだもんなー。
でもオルフェに比べると、まだカリスマフレームも4〜6までだし、
必要なのも学力と気品と容姿だけみたいなので、簡単な方ですね。

ルーイに咲き誇るのは紫のバラ。うーん、バラのチョイスがうまい。
よく似合ってますよ、怪しげで。

初めて電話したときのルーイの対応も怖かった。
「ルードヴィッヒだ。何者か」こわっっ。
「なんだお前か。・・何用だ!」
こんなルーイに普通にデート誘いをかける主人公ってすごいと思いました。

ルーイの褒め言葉二つのうち、一つは「よい答えだな。そなたは素質がある」と言いながら、振り向きつかみかかりバージョンですが、
もう一つは「そうだな。そなたには真実を見出す感性がそなわっている」と頬杖をついて怪しく微笑むバージョンです。
どちらもあまり好きじゃないものの、二個目の方が大分いいです。
・・・でもそのあとで結局振り返り顔も出るんですけど( ̄▽ ̄;)

ひたすら尊大な彼も、デートをして友好があがってくれば、電話の応対はマシになっていきます。
「そなたか・・・私に何用か」
「そなたか。遠慮はいらん。用件を言ってみよ」
いつまでたっても尊大なのは同じですが、怖くはなくなった・・・。

とはいえ、ルーイのイベントもまた、ひどいです。

ルーイはどうやらクーヘン王国の在り方が気にいらず、革命を起こそうと画策している人のようで、オルフェの敵ですね。(オルフェはこの国を理想郷にしようとしている)

なもので、一緒に美術館へ行けば、隣国との友好のあかしの首飾りをおそらくルーイの手のものが破壊する現場を目撃する羽目になったり、
文化祭ではルーイの非常に怪しい演説(革命を鼓舞する内容)を聞く羽目になったり、
公園へ行けばルーイの手のものと待ち合わせをしていたらしく、怪しいメモを渡しているのを見ることに。

もはやデートじゃないよ、あんたのたくらみの目撃者だよ、という感じで、全然楽しめません。

そんな中では、バカンスでのイベントはまだマシでした。

一緒に川に行くと、死にかけの魚を発見し、とどめを刺そうとするルーイ。
それを止める主人公。
魚が流されていくのを見てホッとすると、ルーイが、あの魚は腐って死ぬまで苦しみ続けるだけだと、主人公の優しさが残酷であることを突きつけてきます。

内容はあれだけど、ルーイの信念が見られてまあ、よかったと思います。

そのあとのイベント、劇場でのデートは、普通のデートになっていて、
特に怪しいことも起こりません。
ルーイだとそんな当たり前のことがホッとする(;´▽`A

「こうして何も考えずにそなたと過ごすのも悪くない」

そして問いかけてきます。
「なぜそなたは私に興味を持つ?普通の女人ならば恐れて私に近づかぬ。だがそなたは・・・。そなたは平気なのだな。私の心にまでずかずか入り込んでくる・・」

答える主人公。それは普通の女の子にはルーイ様が高貴すぎる、完璧すぎて近づけないのだと。

ルーイは「面白い回答だ。やはりそなたといると退屈しない・・。
また相手をしてくれることを望んでいるぞ」

・・・と、やたらに心を開いてるルーイ。

でも、なんで心を開いてるんだろう?って感じですが。
まあ、散々デートに誘いまくってるから・・・おかしくはない・・・のかもしれませんが、イベントはルーイの革命準備を眺めてるのがほとんどだし、心が近づく要素がないような・・・。

ていうか、その「なぜそなたは私に興味を持つ?」は、初対面の時のルーイに尋ねたいセリフですね。
何も知らない女の子をいきなり呼びつけて「駒にならぬか?」てのは何なんでしょう。
女の子が自分に近づかないのをわかってるなら、わざわざ声をかけてくることもないんじゃ・・・。

さておき、二回目の文化祭もまた、とんでもなかったです。
他のキャラがみんないい雰囲気になるイベントなのに、ルーイはなんと「そなたの血を分けてもらう」Σ(゜Д゜|||)はあああ!?

何とルーイ、クローンの研究をしてるようです。部活で何をしてるんだってば。

ちゅうちょする主人公を説き伏せて、「この私がそなたに頭を下げているというのに」などとのたまうルーイ。
いつ頭なんか下げたんだ。
尊大な態度のまま協力するのが当然だろうという雰囲気でしたけど?

協力することにすると満足げなルーイ。
なんてムードのないイベントだろう・・・。

しかし、ルーイで唯一よかったイベントもありました。
それは卒業一週間前に、下校に誘われるイベントです。

卒業など何の意味もない、と、革命をこれから起こすルーイは語ります。
「私に付きし者たちもどれほどの者がその入り口にたどり着けるか・・・。
しかし禁断の険しき道ほど上り詰めた後の美酒は味わい深い」

「そなたは・・私と共にその禁断の美酒を味わう気はないか?」

とまどう主人公に、切なそうに言うルーイ。
「私にも・・・一人ではできぬ事があるのだ・・・」

・・・・なんか、初めてルーイのセリフできゅんときたーーーー!Σ(゜ロ゜;)

ちなみにきゅんときたのは最後のセリフのみですが。

あのルーイが、切なそうにつぶやいた!!可愛い!!

実はこのイベント前に、シュトラールイベントを見てたのです。
ルーイの誘いを断るナオジのイベントを。
ルーイはナオジを自分の駒にすべく勧誘してたのですが、ナオジは国を選んだ。
でもいつものルーイなら尊大に意地悪いセリフを言うだろうけど、
ナオジ相手には優しかったのです。

「お前が自分の道を行くと言うのならば・・・
願わくばナオジの行く末が明るいものであることを・・・」

他の輩はただの駒だけど、ナオジはもっと大切な存在だったんだろうなあ。

そんなこんなで、寂しそうなルーイは可愛かったです。

ついでにシュトラールイベントでは、カミユといるルーイも別人。

この二人は遠縁らしく、幼いカミユと遊んでくれたのがルーイということで、
カミユはルーイのことを好きみたいです。
そしてルーイもカミユに対してはすごく優しい。誰?ってくらい。

いつもああなら、私もルーイを苦手に思わないんだけどね・・。

ともあれ、私がルーイを支えてあげようという気分になれたのでよかったです。

・・うん、このセリフだけだったけど(^_^;)

告白も、特に心動かされるセリフは言ってくれませんでした。

ルーイと会えなくなることを寂しがる主人公に、「ならば私と共に来るか?」と改めて誘いをかけてくるルーイ。

「二人で禁断の美酒を味わおう・・。革命の後に・・」

それでいいの、主人公?(゜ー゜;)

と思うけど、主人公はそれでいいらしい。
しょうがないね・・・・こういう人だってわかってて惚れたんだものね・・・。

スチルも黒い羽根が舞い散る中だし、悪魔ですか?って感じだけど・・・。

とりあえず一回オトせてホッとしました。



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