アイザック


シュトラールではない唯一の攻略キャラ。
オーガスタの別荘へ行く、バカンスの間に必ず会うことになります。

イギリスの諜報員だそうですが、出会いイベントから彼に危ないところを救出されるまでの三回のイベントでアッサリその秘密をばらす彼。
そもそも出会ったそばから興味を抱かれてるっぽい。
そんなに主人公は可愛いのかな?顔出ししないのでわかりませんが。

バカンスの間も、出会いイベントのあとはなぜか電話して誘えるようになるので二回はデートできます。

そしてやはりバラが咲き誇ります。赤いバラ。
あんましにあってる気がしない・・・。
やっぱ、無精ひげとだらしないシャツのせいじゃないだろうか・・。
ていうかテレ顔?もイマイチですけど。ハッハッハ、て笑ってるみたいな。

・・・とまあ顔グラは私の好みといちじるしく離れているのですが、声がとても好きな声優さんであることがポイントとなり、結構お気に入りです。
やっぱり声って重要だな・・。

主人公に対しては冷たい態度を取ることがないので、かなり気さくな感じに話をしてくれます。
そのしゃべり声がいいですね〜。好きな感じの子安さん声だ!

あ、最初に電話したときは冷たいけど。
「お嬢ちゃんかー、相手してる時間がないんだけど」
二回目からは「どうかしたかいお嬢ちゃん。俺に話か?」
たった一度のデートで好意的。


バカンス後は会うことができなくなる代わりに、手紙を出すことができるようになります。

手紙だけじゃ物足りないんじゃないかな〜やっぱおまけだからな〜なんて思っていたのですが、そんなことはなかった。

好感度によって、出した手紙の返事の速度が速くなるということだったので、さっそく出してみたら、一週間で返事が届きました。
レベル4段階にもうなってる。バカンスのデート二回のおかげでしょうか。
レベル4なので結構気さくに話をしてくれます。

「元気そうで何より。俺も元気だ」
「楽しくやってるみたいだな。またいつか会おう」
手紙自体は短いけど、内容が毎回違うので楽しい。

手紙書くだけで一日過ぎて、読むだけで一日過ぎるってのは一体・・・と思うけど・・・。

アイザックへの手紙は、学校の話、料理の話、アイザックへの愛を語るという三種類から選び、『小細工』としてさらにラブ度を上げられる小物をつけることができます。

どの手紙を送るかで返事内容が変わるわけではなく、単純にラブ度の上がりに違いがあるだけみたいですが、レベル7以上じゃないと愛を語るのが一番上がりが悪いらしい。
まあいきなり愛を語られても引くってことなのかな・・。
それでもラブ度は上がるから、やはりヒトメボレでもされてるのかもしれませんが。

レベル6以上になると「アイザックの身を心配する」というのが、料理の話の代わりに追加されて、これが一番ラブ度の上がりがいいみたいですね。

小細工は押し花と十字架を交互に送ってれば一番上がりがいいみたいですが、それぞれで違うセリフが聞けるので、いろいろ試すのも楽しかったです(*´▽`*)

押し花・・「押し花しおりにして使うぜ」

十字架・・「プレゼントありがとう。肌身離さず持ってるぜ。安心するんだ・・・」

笑えるのはアイザック人形。
「あの人形はなんだ?俺ってあんなに不細工か?」

レベル4はわりと長かったのですが、レベル5になったとたん急にラブい感じのセリフに変わりました。

「こんな手紙のやりとりはもしかするとオレの命取りになるかもしれない。
だがそんなこと構うもんか!君との絆を断たれるなら死んだも同じさ」
突然愛称でも呼ばれるし、ビックリです。

さらに次の手紙では早くもレベル6にアップ。はやっ。

「君をこの手に抱くまでは死んでも死にきれない」
何と言う情熱的なセリフ。手紙だけの関係とは思えない。

そして十字架を送ると
「十字架身に着けてるぜ。神様ってよりお前に守られてる気がするがな」
アイザックは基本的に「お嬢ちゃん」「あんた」と呼ぶので、お前呼びは珍しい。

仲良くなるとセリフが変わる小細工もいくつかあるのがイイ♪
変化があるのは『十字架』と『涙の跡』と『怪しいお守り』だけだけど。
特に十字架が気にいってます(#´∀`#)

二回ほどレベル6の手紙を受け取ったら、もうレベル7にアップ。
危険な毎日の中で、よっぽど主人公の手紙が支えになってるのか・・・。

とにかく、何をしてるのかは手紙で全く明かされないものの、
手紙ではせっぱ詰るセリフばかり言っています。

「最近よくあんたと過ごした別荘の日々を思い出すんだ。
人生で一番楽しいことばかり頭に浮かぶってのは死期が近いからかな?」

「俺達が一緒に時を刻む日はいつかやってくるのかな?
つかの間でもいい。一日会えるならば・・」

「会いたいんだとにかくあんたに会いたいんだ」

「何とか敵の目を盗んでこれを書いているんだ」

「もう一度あんたに会うまでは絶対死なない。
そういう意味じゃあんたへの想いが俺の最高のお守りなんだな」

「会いたいできることなら今すぐにでも・・・。次の便り心待ちにしている」

危険を語りまくりながらも「会いたい」と連呼してくれるので、とても素敵(*´▽`*)

一回会っただけで興味を抱かれ、二回目に命を救われ、三回目に正体を明かされる超スピード恋愛(+間に二回デートしただけ)に違和感を感じないわけではないけど、このゲーム自体が違和感だらけなので、ぶっちゃけシュトラールとの単調デートの日々より楽しかったです。

シュトラールとデートしないので、女友達の爆弾もつきにくかったし・・。

なんと22回も違う手紙をやりとりしました。
ループが起きたのは最後の年の6月。

そして7月18日に届いた手紙では
「おそらくこれがあんたへの最後の手紙になると思う。
今まで楽しかった。礼を言う。だがもう会えないわけじゃない。
少なくともそのチャンスはある」

ループの後にちゃんとした最後の手紙があるなんて思わなかった(゜Д゜)

なんか、アイザックの方がシュトラールより丁寧じゃない?

確かに彼が何をやってるのかわからないけど、それはシュトラールも同じだし・・・。
仲良くなったと思ったら爆弾で視線を外したり迎えが待ち合わせにダウンするシュトラールと比べると・・・
だんだん仲良くなっていくというのも感じられたし。

正直オマケの人だからシュトラール以下だとばかり思っていたので、いい意味で裏切られて嬉しかったです(*´▽`*)


そして運命のエンディング。
パーティーだってのに相変わらずの風貌ですが、
しばらくぶりに会ったキャラのお約束のセリフ「いい女になったな」がイイ。

しかしダンスをしながら告げられたのは、アイザックがこの国を発つこと。
そしてこの国にいた痕跡を消し去ることを命じられたこと。

それはつまり・・・・。

しかし主人公は「いいんですそれ以上おっしゃらなくて。ですからお好きに・・・」

ずいぶん度胸座ってんなこの子(゜Д゜)

「アイザック様は命の恩人です。あの日助けていただかなければ私ここにはいません・・・ですから」

アイザック「・・本当にいいのか?命が惜しくないのか?」
主人公「・・・ええ」

・・・なんか初めてこの子が可愛く思えたΣ( ̄□ ̄;)

今までの主人公は外面だけお嬢様してかわいこぶってるように見えて、可愛くないなと思ってたけど・・・・
こんなセリフも言えるんだ・・・。

しかしもちろん、主人公の命を取ることなんかできないアイザック。
その覚悟があるなら、一つ手があるといい・・・。

「国も家族も何もかも捨てて・・・俺についてこれるか?!」

それでも主人公がついてこれないとしても、やっぱり命は取れないと言ってくれます。アイザック優しい。

でももちろん・・・
「私アイザック様についていきます!」

アイザック「言ってる意味がわかってるのか?俺と一緒じゃ約束された幸福な未来も何もかも失うんだぜ?」
主人公「ええわかってます」
アイザック「・・・本気か?国はいざとなったら俺達を見捨てるぜ?広い世界にたった二人で生きてくんだぜ?」
主人公「ええもう覚悟できました」

何この男前な主人公Σ(゜ロ゜;)

アイザックの時の主人公が一番可愛い・・・・。

アイザックも主人公の覚悟を聞いて、主人公のために戦うことを誓ってくれます。
「愛している・・・お前を・・・!」

カッコいい声だあああああq(≧∇≦*)(*≧∇≦)p

非常に満足しました!!!
ありがとう!!!


ちなみに、おまじないをしないでいた場合もアイザックに手紙を出すことはできます。
が、すっごいそっけなくて笑えます。

「返事はこれが最後と思ってくれ」

「読む暇なし。もう手紙送るな」

「俺は手紙が苦手だ」

「書くだけ無駄だぜ」

なんて四種類もバリエーションがあるとは。

小細工を送ってると、PSとしてメッセージを追加してくれるのですが、その部分は普通の場合と共通なのですごいおかしい。

どれだけそっけなくてもきちんと返事を書いてくれるアイザックの律義さがうけます・・・。


会えないキャラというのは普通は非常に物足りないはずなんですが、
このゲームはイベントがやたら少ないので、会えないことにそんなに寂しさを感じませんでした。
期間もあまり長くないし。

プレイ前はかなり微妙くさいゲームだと思ってましたが、結構お気に入りもできたし、私にとってはなかなか楽しめたゲームになりました♪



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