加地葵
２で登場の新キャラです。
彼は春に臨海公園で主人公の演奏を聴いてからファンになり、秋に転校してきた男の子。政治家の息子なので、家柄お坊ちゃま。
主人公と同じクラス、隣の席というラッキーボーイで、出会ったそばから「君のファンなんだ」とアピール。
そのため最初から最後まで主人公にはひたすら優しいです。爽やかで物怖じもなく、器用に何でもこなすように見える彼ですが、
ヴァイオリンを挫折して、今なお深く傷ついていると言う繊細な一面があります。ぶっちゃけ、苦手です（；´д｀ ）
顔も性格も声もいいんだけど・・・どうもセリフ回しがサムイ・・・。なんとなくシェイクスピアの劇とかやってるみたいな感じがしてしまって、ついていけないのです。
彼は子供の頃王崎先輩と同じヴァイオリン教室に通っていて、ヴァイオリンをやめてからはヴィオラを弾き始めました。
清楚で清らかな音が好きなので、主人公や王崎先輩にあこがれを抱いているみたいです。最初はヴィオラを弾けることを隠している加地君ですが、主人公が困っているのを見て名乗り出てくれます。
どんな時でも主人公のためなら何でもしてくれる男の子・・・それが加地君なのです。
そんな加地君との通常ルートは、ひたすら主人公ラブなイベントです。
三段階目なんて、体育の授業で転んだ主人公に駆け寄り、抱き上げて保健室に走り去るなどと言う行為に出る加地君Σ（￣□￣；）
そこまでしなくても・・・。と言うかこのイベント、保健室に攻略生徒キャラ全員がお見舞いに駆けつけると言うありえないイベントでもあります。
火原先輩とかは来てくれるかもしれないけど（付き合いで柚木先輩も来るかもしれないとして）月森くんとか志水くんとか土浦くんとか絶対来ないだろう。
体育で転んだ程度では・・・。池に落ちた楽譜を手を伸ばしてとってくれるイベントもあります。
下級生が投げたボールがぶつかり、結局彼は水の中に落ちてしまうのですが、
主人公に対する柔らかい声と全然態度が違うなあΣ（゜ロ゜；）四段階めではしっかりと告白もされます。
恋愛イベントとは違うけど、秋に加地君の誕生日があり、恋愛段階が二段階になっているとラブいセリフを言われます。
「放課後まででいいから僕のそばにいてくれる？」
隣の席だから当然だと言うと、
「それじゃ、いつもよりちょっとだけ僕のこと考えて？君が僕が生まれてきたことをほんの少しでも喜んでくれるって思いたい」
・・・・・・・・・・・（゜▽゜;）セリフがすごい。ちなみに一段階目以下でも、主人公が彼のためにヴァイオリンを奏でるとうっとりと幸せそうな顔をしてくれます。
主人公のファンと言うのは本当だから。
連鎖ルートでは、才能のある人たちと一緒にアンサンブルを組むことが辛いと思う加地君の苦悩が描かれます。
特に月森くんの演奏を聴いて、音楽をあきらめた加地君だから余計かも。しかしそれでも主人公が自分の助けを必要としているとわかると、いったんはメンバーから外れたいと言っていたのを撤回して、なんとか頑張ってくれます。
どんなときでも、自分が辛くても、主人公が一番大切なのが加地君です。とてもつらそうだけど・・・・応援したくなる・・・・・。（>_<。）
エンディングの加地君が幸せそうなのが、とてもいいと思います。
やはり加地君は連鎖ルートの方が乗り越えられた感じがしていいかな。
加地君は休日に練習をすると、そのあとのデートで主人公と一緒にいられることをとても喜んでいるのが伝わります。
可愛かったな、と思ったのは、何段階めか忘れたけど、前の学校の友達とばったり会うイベント。その友達は主人公にヒトメボレして転校したことを知っているようで、一緒にいることを驚いています。
デートかと聞かれて、加地君は主人公に確かめてくるのですが、そのとき「デートだ」と答えると
加地君はとてもうれしそうな顔をしてくれます。とてもかわいい（*＾▽＾*）そのあとテニスをすることにすると（加地君は以前テニス部に入っていたらしい）その友達が主人公に話しかけるたびに邪魔をし、テニスのレクチャーを丁寧にしてくれ、その友達があきれると言うシーンも。ナイス加地君☆
一段階目の、一緒にショッピングをするデートもわりとお気に入り。
服を見立ててくれて「似合ってたよ」と微笑んでくれる加地君。爽やかです。・・・しかしまあ、加地君は低い恋愛段階の頃の方が好きなキャラですね（；´∇｀）
どんどんセリフがエスカレートしていってしまうので。
今作では、攻略キャラの男の子を二人以上入れたアンサンブルを作ると『対立イベント』が発生するのですが、
加地君と誰かで発生すると加地君が傷つく形でVSになるパターンばかり。
（音楽のレベル差、自信、自分の演奏などなどを突き付けられて）非常にかわいそうです（・ω・`*）
ところがそんな中で唯一、加地君が傷つかないばかりか、ぶっちゃけ笑える相手が火原先輩！
加地君が甘い歯磨き粉を使っているのにいちゃもんをつける火原先輩。ミントじゃなきゃさっぱりしない！
はたまたノートの最初のページから書く火原先輩と、最初のページはあけとくもんだと主張する加地君。すっげーどうでもいいことで「なんか気が合わない気がしてきた」「そうですね」でVS・・・。
面白かった・・・・（*＾▽＾*）
本気の喧嘩じゃないので、仲直りもさらっとしてますけど・・・結構この二人は相性よさそうかも。
まあ、火原先輩って誰とでも合いそうだけど。