不思議の国のアンジェリーク
(コーエー)
ストーリーはアンジェリークspecial1の世界と不思議の国のアリスをドッキングさせたゲームで、
ミニゲームをこなしながら意中の守護聖とエンディングを迎えようという流れになっています。まあ不思議の国のアリスを読んでない私には、どのくらいアリス仕様になってるのかよくわかりませんが・・・
舞台はアンジェリークとロザリアが飛空都市で女王試験の真っ最中、
アンジェリークが見た夢の世界です。夢の中だから何でもありって感じでしょうか。
どうやら守護聖たちが秘密のお茶会を聖殿で開くらしい、とわかったアンジェリークは、ロザリアよりも先にそのお茶会を目指して奮闘します。
無事にロザリアよりも先にたどり着くとアニメーションが見られますが、
仲がいい人がいれば負けても一応ラブエンドは見られるようです。ミニゲームの種類が少なくて飽きるとか、苦手なミニゲームもやらなきゃいけないとか、守護聖に会えるのが完全ランダムとか、同じ会話ばかり繰り返すとか・・・いろいろ微妙な部分はあるものの、
好きな守護聖がいれば結構楽しいです(*´▽`*)ちなみにエンディングは一人につき二種類です。
ひとつはお茶会に到達すると見られるエンディング。
もうひとつは森の湖で三回「会いたかった」ということで見られるエンディング。
→森の湖エンドピックアップどちらも告白というには短すぎるし、あっさりだし、物足りないですが
このゲーム自体がもともと番外編でオマケっぽい感じなので、
これ一つで大満足という仕様にはなってません。それでも楽しめるくらいの、アンジェリークファンの人向けですね。
ゲームの進め方は、いたって簡単。
ただサイコロを振るだけです。
飛空都市がすごろくになっており、止まったマス目ごとに何かが起こるようになっています。すごろくといっても一方通行ではなく、アイテムを集めたりしなくてはならないため同じところをぐるぐる回り続ける感じですが。
ロザリアと戦っているわけですが、ロザリアは勝手にいろいろなところをフラフラしているようで、ロザリアと交互にサイコロを振るとかではなくアンジェリークのみで進行しています。
ロザリアは時々登場してアンジェリークに声をかけてきたり、独り言言ってたり、守護聖と話してたりするだけなので邪魔にはなりません。
・・・スペシャルの頃のロザリアなので、デュエットと違ってロザリアあまり可愛くはないけど。
アンジェリークはすごろくしながら、ゲームを進めるために必要なアイテムや、守護聖の落し物や、誰もが喜ぶアイテム銀の星を集めたりしつつ、
守護聖の友好度を上げて最終的にお茶会を目指す・・・という流れです。制限時間もありますが、ディアに会うと時間を巻き戻してくれるのでそれでほぼ無制限、全員と友好度最大まで上げることもできます。
また、守護聖じゃなくて謎の商人こと前任の緑の守護聖ともお茶会エンドは迎えられます。
オトす気がなくても彼とDP30まで上げて、彼の小屋に招待してもらえるようにしておくと、そこで道でランダムに会う時と同じようにアイテムの交換ができるようになって便利♪
彼カッコいいですね(*^▽^*)
できるならもっといろんな会話がしたかったな〜。
*ミニゲーム*
『カルトクイズ』
占いの館に入ると、時間によっては「磨き屋」がいることもありますが、
必ずいるのは守護聖とサラ。守護聖(ランダム)はサラの代わりにそれぞれ違った占いをしてくれます。
まあ、守護聖の声をちょこっと聴けるだけのお遊びですね。
「今日の運勢」とか「今日の天気」とかそんなどうでもいい占いですから。しかし一番最初にゲームをしなきゃ通り抜けられないのが、この占いの館。
一回通り抜けてしまえば、次に占いの館に入ってもゲームをする必要はないのですが、一回は必ずしなくちゃいけません。サラに声をかけると、『カルトクイズ』をすることになります。
10問中8問正解でクリアというシビアなもの。
時間制限もあって、一問に付き10秒以内です。アンジェリーク関連のカルトクイズもあり、そのほかの雑学もありで、私はこれが大の苦手(>_<;)
そもそもアンジェリークだって、ゲームしかやらないから「なんたらのCDで守護聖がどうのこうの・・」とか言われても知らん!!
ゲームやってたって、「ルヴァの部屋の机の上の本は何冊?」
そんなもんいちいち覚えてません!一応クイズの回答は三択から答えを選ぶ形式ですが、だからわかるってものではありません。
普通にやってたら一生通り抜けられないんじゃないかと思いますが、
ここで登場するお助けアイテム。
通り抜けられないと、今来た道を引き返す羽目になるのですが、
道々でランダムにいろんなアイテムが入ります。カルトクイズに使えるアイテムは「白いバラ」(カルトクイズの質問の回答を二択にしてくれる)
「クリスタル」(正解回数を6回でクリアにしてくれる)何とか通り抜けられたら、私は二度と占いの館でカルトクイズはやりません・・・(; ̄∇ ̄ )
一応全問正解するとアイテムもらえるとかあるんですが・・・
私にとってはやるだけ無駄。さいころの目で占いの館に入ることになったら、
守護聖に適当に占ってもらって退出しております。
『ふしぎミュージアム』
公園へ行くと新しくできたという美術館でミニゲームができます。
必ずリュミエールが出迎えてくれるのが嬉しい(*´▽`*)このミニゲームは、守護聖の肖像画が16枚にバラバラに分かれているので、それを再び一枚の絵に完成させるというパズル。
守護聖分の9枚の絵柄があります。
パズルは上下右左にしか動かせません。もちろん時間制限があり、5分以内に完成させなければダメ。
完成させると守護聖の絵葉書がもらえます。
この絵葉書は、公園の西の出口を守っているはがきマニアに渡すと、西の出口を通行できるようになるというもの。
一回通るのに一枚要求されますが。しかしこのパズルは、唯一クリアしなくてもゲームクリアが可能なミニゲーム。
西の出口はマニアにはがきを渡さないと通れないものの、
公園の北の出口から一マス上に進むと、「どのピンクのマスにでも止まれる」効果があるピンクのマスがあります。西の出口の向こうに広がる王立研究院への道にもピンクマスがあるため、
そこへ飛べばマニアにはがきを渡さなくても通行できてしまうのでした。そしてそんなことしなくても、ゲームが進むと現れる謎の商人と親しくなると絵葉書セットを売ってくれるため、パズルをする必要は全くありません。
しかし、私はこのパズルが、不思議アンジェで一番好きです( ´ー)ノ
守護聖の肖像画を眺めながらパズルできるなんて幸せです。
私はもともとトランプの一人ゲームで、これと同じような遊び方にハマっていたこともあったので、結構こういうの好きなんですよね。だから別にやらなくてもいいこのミニゲームをしこたまやりまくります。
不思議アンジェをやる=このミニゲームをやりたい
って感じに始めることが多いので、必要なくてもパズルしまくってしまうのです。といっても9人の肖像画には得手不得手があります。
例えばジュリアスの絵は色彩がハッキリしているし、左右もわかりやすいので合わせやすい絵柄ですが、
クラヴィスの絵は髪の色も真っ黒、服も真っ黒で、どこがどこやらちょっとわかりにくくて苦手。最初は私はクラヴィスとマルセルとルヴァの絵が苦手でした(;´д` )
マルセルはよく右上の小鳥が逆になって「逆、鳥の頭こっち!」とぐるぐる回し続けたり、植込みが逆だったり、全体的な淡い色彩のせいかとにかく苦手でした。
ルヴァは持ってる袋と服のすそが同じ色なために混同し、どっちがどっち?とパニックを起こしました。しかしマルセルとルヴァは愛のパワーで克服しましたΣo( ̄― ̄;)
彼らの絵が出るたびに「ああ、今回はダメかも」とガッカリするなんてあまりにも悲しすぎるからです。
・・・ちなみにクラヴィスは今でもちょっと苦手です。
ごめんよクラヴィス・・・愛がないわけじゃないけど・・・少し足りなかった・・・。このパズルでは、クリアさえすれば必ず絵葉書が一枚もらえますが
(連続9枚もらってしまうと10枚目はもらえないけど、セーブしてロードするとまたもらえる)
早くクリアするとご褒美アイテムももらえます。そのためには制限時間を5分から10分に引き上げることがまず第一条件ですけど。
ゲームの制限時間を延ばすアイテム「砂時計」はランダムで手に入るほか、謎の商人と交換できることもあります。
私は砂時計が入ったら全部このゲームにつぎ込みます。残り時間が8分でクリアできると、「守護聖の落し物」をゲット。
この落し物は渡すとDP(友好度)が10一気に上がるというだけでなく、
その守護聖が声付きでお礼を言ってくれるという素敵アイテム♪・・・ここの館長がリュミエールなため、リュミエールの落し物だけは入らないのが悲しいところ・・・。
まあリュミエールが落として探してるのは、美術館に飾る予定の小箱だから、賞品にしてるわけないけど・・・。それ以外の落し物はいつもここで集めます。
2分以内でクリアというのはちょっとパニックになっちゃうとダメなので、結構緊張します。落し物が出きってしまうと、残り時間8分以内でクリアした場合「銀の星」をくれます。
このアイテムは「銀のかけら」の五個分で、プレゼントすると全員が喜びDP5アップするという素敵アイテム。
ゲームクリアにも銀の星は欠かせないので、とても嬉しいです♪何より嬉しいのは、その状態でクリアするとリュミエールが褒めてくれること(#´∀`#)
残り時間3分でクリアすると「赤いバラ」(図柄を変更できる)、
残り時間2分だと「銀のかけら」がもらえます。
赤いバラは全く使わないので、いつも謎の商人とのアイテム交換に使ってます。
『守護聖さまCRUSH!』
森の湖へ入ると、左と右に一人ずつ守護聖が立っています。(ランダム)
右の守護聖に声をかけると「会いたかった」とか言えて、ラブっぽい雰囲気になるわけですが、左の守護聖に声をかけるとミニゲームの始まりです。ここでのミニゲームは落ちモノゲーム。
上から落っこちてくる守護聖の顔グラマークを、同じ守護聖同士、縦横斜めのどれか3個そろえて消していくというものです。
連鎖で一気に消すとボーナスがもらえたりするんですが・・・私はこれがとっても苦手(>_<;)
しかしこのゲームも一度はクリアしないとゲームクリアできません。
森の湖エンドには必要ないけど、お茶会エンドのために必要なアイテムがここで手に入るからです。さらに、リュミエールの落し物はここか森の散歩道でしか手に入れられません。
そんなわけで、私は藍にカルトクイズとこの落ち物ゲームクリア(リュミエールの落し物もゲット)状態のデータを作ってもらったのでした。
藍は私のようにこの落ちモノゲームが苦手というわけではなかったようなので。
それくらい私はこのゲームが苦手なのです・・。ここでも「砂時計」(制限時間を5分から10分にできる)が使えます・・・が、
なぜかバグで、いっぺんに二個なくなるため、手に入れたらさっさと使わないと一個無駄になる・・。高得点だと「きのこの右はし」「きのこの左はし」という、出たさいころの目を1増やしたり減らしたりできるアイテムが手に入るみたいです。
私はこのゲームやらないので手に入りませんが。森の湖はいつも、右の守護聖に「こんにちは」とあいさつして出ていく場所です。(森の湖エンドの場合は「会いたかった」にするけど)
『とどけ!マイVハート』
最後のミニゲームは、王立研究院から近道を通り、いざ聖殿へ、というところでロザリアに通せんぼされてすることになります。つまり普通にゲームしてる間にプレイするミニゲームは三つ。
うち二つが苦手な私は一体・・・。さておき、このゲームはシューティングゲームです。
ロザリアと向かい合い、ロザリアが投げてくる邪魔アイテムをよけつつ、ロザリアの持ってる穴の開いたプレートにハートを撃ち込んでいきます。しかし守護聖のDPを上げていると、撃ち込まなければならないハートの数が減る仕組みなのでかなり簡単です。
このゲームは上下に動くロザリアのプレートに撃つだけなので簡単なので、結構楽しいです。
一ゲーム中一回しかできないのが残念だ。
まあ・・・もしこの場所のゲームがカルトクイズや落ちモノだったらクリアできなくなるので、このゲームでよかったです(;´▽`A
ほかに、ミニゲームとは言えないけど、守護聖の落し物を拾える『森の散歩道』があります。
ここではオリヴィエがなぜか踊ってて、オリヴィエの執務室のメロディーが鳴る中、ゴールまで歩いていくことになります。
途中にカエルがひそんでいたり、「ひみつの薬」(守護聖に変身する)や「落し物」が落ちていたりします。
無事にゴールにたどり着くとオリヴィエが褒めてくれます。ここでは銀のかけらも結構拾えるので通常なら好きな場所になるんですが・・・カエルを踏む率が非常に高く、踏むと「でたーッカエルー!!」とかオリヴィエがとんでもない声で叫ぶため、それが聞きたくないのであまり好きな場所じゃないです・・・。
いつもこの場所に来ると消音にしてしまう・・・。
カエルが嫌いならこんな場所にいないでくれオリヴィエ・・・。
不思議アンジェでは、どの守護聖と遭遇できるかがランダムなのが悲しいです。
9人もいるから、お目当てになかなか会えません。森の湖エンドなんかやってると、湖に入る度に「おめーじゃねえよ」とかゼフェルのように言いたくなってしまう自分。
会いたい人に会える仕様だったらもっとプレイしやすいゲームになるのに、とそこが一番残念ですね(;´д` )
そんな中、声が聴きたい守護聖の声を聴ける電話ボックスはちょっと嬉しいオマケ。
ただ必ず在室でなく、留守電になってるとガッカリします。
留守電メッセージはみんな淡々としてるだけなので、そんなのいらなかった。とまあ色々文句もあるけど、ふとしたときにパズルをやりたくなって、始めてしまうゲームではあります。
お茶会エンドは本当にお茶会のあとちょっとデート、という感じですが、森の湖エンドのセリフは、結構みんなぶっとんでて面白いというか、ぶったまげました。
そんなメッセージの感想をちょっと別ページで言ってみようかと。
→不思議アンジェ森の湖ピックアップ