周防篤

女の子に対しては冷たい態度の周防くん。
周防くんがバイトしてる喫茶店にバイトに入るも、しばらくの間は冷たいです。

しかし何度も繰り返すうち、あんず&アプリコットが女の子にしては話しやすいことがわかったのか、
普通の態度で話してくれるようになります。

その途中で、冷たい態度に泣きまねをすると慌てたりするかわいい場面も。

あんずとアプリコットで、あんずの話し方が変わらない唯一の男の子なので、会話がいつもポンポン弾んでとても楽しい(*´▽`*)

仲良くなってくると、喫茶店マスターの青木さんのことをちょこっと尋ねただけで
「なんでそんなに純(青木さん)のことばっかり聞くんだよ」

あんず「なんでって・・なによお、やきもちでもやいてるの?」
周防「だ、だれがだれに妬くって!?」などと慌てたり、
青木さんに「また来てね。篤も望月さんが来てくれると嬉しいもんな」などといわれて慌てて否定したり(笑)

反応が素直でかわいい。

また、周防くん編では面白かったのが、綾瀬君が出てきたとき。

綾瀬君はあんずのクラスの生徒で、探偵志望であり、アプリコットのことも追いかけまわしているイベントがあったりする男の子。

喫茶店に来て、周防くんとあんずに気づくと「何をしているんだい?」と尋ねてきたので「何をしていると思う?」とあんずがきくと。

「うーん僕の推理によると、周防くんが無銭飲食をした上に店の皿を割り、それを弁償する代わりにバイトをしていると。
で、偶然居合わせた優しい望月くんは、周防くんを見かねてそれを手伝っている。・・・どうだい?」(≧∇≦)/
ナイス!綾瀬君!

周防「どうだい?じゃねーよ、なんだそりゃ!」
あんず「あはは、なかなか面白い推理だったけどちょっと違うかも」
周防「ちょっとどころじゃねーだろ!全然違う!!」(笑)

このとき綾瀬くんは、犯罪の香りがしたから思わず入ったなどと意味深なことをいいますが、
雰囲気が悪くなって済まないと謝って帰っていきます。

探偵の才能はあまりなさそうな綾瀬くんですが、実は結構するどい・・・?

というのも、犯罪の香りどころかやべーやつが、この喫茶店には絡んでいるからです。
それはアプリコット試験合格の時のみ見られるイベントですが。

なんにしても、周防くんの反応がいちいち面白くて、誰と組ませても楽しい人だなーって感じです。

そういえば周防くんは、頭はいいけど運動神経が全然ダメっぽくて、そういうところもちょっとかわいい。

青木さんとダーツをしてはずしまくって、むっつり怒ってるところとか子供っぽくてかわいいし。

二人で買い物を青木さんに頼まれたときに、
あんずが「新婚さんみたいだね」といったら予想通りに慌てて、
「・・お前でもやっぱり結婚とかあこがれるのか」
あんず「それは・・まあ、一応」
周防「ふーん。まあ・・いいかもな、そんなのも」

あんず「え?何?よく聞こえなかった」
周防「・・聞こえなかったら別にそれでいい!」
ほんとに楽しい(* ̄▼ ̄*)この二人の会話。

そんな中、アプリコットで話をした際に、周防くんの亡くなったおじいさんが冒険家で、あこがれてたということがわかります。
しかし運動音痴の周防君には結構厳しい道なのでは(笑)とか思っちゃったり。

そしてアプリコットのほうでは、正体を気にする周防くんに、次に会ったら正体を打ち明けるという展開になります。

まあ、頭のいい彼は感づいていそうですけど。


アプリコット試験合格のほうは、シリアスな事件展開へ。

あんずがアプリコットだということを打ち明けると、すでにわかってたらしい周防くん。
謝りながら泣き出したアプリコットですが、もちろん許してくれます。

しかし、告白はしませんでした。おい。
「オマエが望月だって気づいたのは理由があるんだ。それは、オレがお前を・・・」
まではいったのに、「やっぱやめた」とかいって言わなかったのですヽ(*゜Д゜)ノ

ばか、そこはごまかすところじゃない!

しかしごまかされたあげく、周防くんはじいちゃんに託された楽譜を見せて、暗号になってること、じいちゃんがトレジャーハンターで、見つけたお宝の情報とかを記してた日記の隠し場所が書いてあると話してくれて、完全に告白はお流れに。

ここから暗号解読になり、周防くんはこういうのが全然ダメだということがわかります。


暗号を解いて一緒に向かうと、日記は見つかったものの、そこにあらわれた青木さん・・・。

そこで青木さんが、実はスナイパーだったということが判明したのです!

お兄さんのように慕ってた周防君は大ショック。

しかも青木さんは、周防君の夢『いつかじいちゃんの後を継いで冒険家になって、じいちゃんの集めたお宝を探す』ために不可欠な、おじいさんが周防くんに残した自分の冒険の日記を奪おうとしてきたのです(>_<;)

この国を出ていく前に一儲けするつもりだったとかいって・・・。
そのためにずっと周防くんをだましていたのだと。

あんずが思わず青木さんの名前を呼んでしまったために、アプリコットがあんずだとばれてしまい、
アプリコットの正体をばらすとおどされ、その場は手帳を渡すしかない周防くん。

しかしやっぱりおじいさんの想いを奪われてしまったことが許せないアプリコットは、そのあと取り返しに行きました。(周防くんも一緒に)

武器はパチンコなんですが大丈夫なのか!?

って感じですけど、青木さんもなんだかんだいいつつも、周防君のことは殺せなかったみたいです(;´∇`)

青木さんを雇って人殺しさせてたのは「満」という男性で、あんずとは面識がありました。
そのためこっちにもあっさりアプリコットの正体がばれました。ばれすぎだろ。

しかし、なぜか満はアプリコットを殺せないらしく、結局手帳も暗号で書かれていたため解読できなかったから意味がないといって、手帳を返してくれます。

そのあと二人は去っていき、命の危険もなく手帳も戻せて一安心・・。

とか文章で書くとあまり緊迫感ないですが、もうハラハラしまくってました(>_<;)
死なないだろーと思っても、選択肢間違えたら死ぬかもとか思っちゃって怖くて。


そのあと、手帳に書かれていたおじいさんから周防くんへの手紙はよかったです。
暗号にしたのは、自分と同じで周防くんも暗号みたいなのが苦手だと知っていたからで、
解けたということは、きっといい相棒ができたからだろうと。

『私はずっと一人でやっていたが、少し寂しかった。できればお前には誰かいい相棒ができればいいと思って少し難しい暗号にした。
友達は大事にしろ。人間一人では何もできない。
私の一番理解ある友人だった篤へ。正志より』

じいちゃん・・・。そして周防くんよかったね・・・取り戻せて。・゜・(ノ∀`)・゜・。

しかしそのあと付け加えて、じいちゃん、「隠し場所は全部暗号にした。楽しんでとくがよい」なんて書いて、
周防くん「何てことしやがるんだ、あのじじい!!」とかわめくことになってました(笑)


そしてエピローグでは、どたばたと遺跡を巡って、お宝発掘。
二人は大学の夏休みなどを利用して、一緒に宝探しをして楽しんでいるみたいです。

仲良さそうなやり取りも、いつのまにか「篤」と呼び捨てにしてるのも微笑ましくて楽しかったです。

・・・。が。

あれ、告白・・・は?(゜▽゜;)

もしかして、「オレがお前を・・・」で、おわり・・・ってこと・・??

おい、こら、なんだこの、ラブ度のないわちゃわちゃなエンドは!!見てて楽しいけど、告白もなしってどおいうことよ。


しかし、周防くんもアプリコット試験不合格のほうのエンドではちゃんと告白します。

試験不合格になったと伝えると、「じゃあオレと一緒に何か新しいものを探そうぜ」といい、
自分も夢があったけど、やっぱちょっと無理だから、「でも別にそれ以外でもいいかって・・・。お前といるほうがなんか面白そうだし」と笑ってくれます。

そしてそのあと告白しようとして失敗。逃げ出しちゃいました。

しかし、翌日。学校にいくと、いきなり放送部の放送を使って告白ですΣ( ̄□ ̄;)

「・・お前に言いたいことがある。ずっと、うるさくてしつこくて迷惑なヤツだと思ってた。
すぐ怒るし、すぐなくし、オレはそういうのが大嫌いだったんだよ」
「だけど・・知らないうちにお前の笑顔を見るとホッとする自分がいた。
一緒に喫茶店でバイトして・・・動き回ってるお前をかわいいと思った」

面と向かって言うより、すげーことしてませんか?(゜▽゜;)

「気が付くとオレはお前を目で追ってた。すげえきれいだと思った。
別に顔がとかそういうんじゃなくて・・・。ああ、もう、なんて言ったらいいかわかんねーけど!
とにかくオレはお前が・・・!」

あんずは呼びに来て「なんとかして」という諒子ちゃん(放送部員)にうなずいて教室を飛び出し、放送室へかけだしてました。
そしてここで到着。

「望月・・・!?」

って、次の瞬間スチルになったんですが、キスシーン!!Σ(゜∀゜)

「オレ・・望月が好きだ・・・」やっと言えた。

あんず「私も・・私も大好き・・・」

多分この瞬間、腕に飛び込んだという感じなんでしょう。

「オレ、ずっと・・・言いたかったのに言えなくて。お前が目の前にいるとなんか緊張しちまうんだよ・・・。
でもいえてよかった。お前のもっといろんな顔がみたい。泣いてても怒っててもいい。
そりゃ・・笑ってるのが一番好きだけど・・・。

オレまだ全然ガキだけど・・・ずっとお前を見ていたい。守ってやりたい」

あんず「周防くん・・・」

周防「一緒に探そうぜ。何か楽しいことをさ」
あんず「・・・うん!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・(゜Д゜)

え、なに、これ?上のと同一人物!?
アプリコット試験合格の時はあんなにギャグだったのに(事件はシリアスだが)
怪盗にならないほうはこんっっなにラブラブだなんて!!!!

こんな素敵な告白をするなんて・・・!!!予想外すぎ!!!


エピローグは二人で同じ大学になった後みたいです。どうやって同じところに合格したんだあんず。すげー。

しかしそのせいか、入学してから宿題とかでヒーヒー言ってるらしく、周防くんにおねだりして、課題みせてといってる。

「キス一回で」とかねだるあたり、あんずすげー。それに対して、すでにキス済みのくせに「・・あ、アホか!」とか慌てる周防くんがかわいい。

このエピローグ見ただけでも、アプリコット合格よりも全然ラブラブ。


周防くんは断然、不合格のほうがイイですね!比べるべくもない。

まあ、周防君の夢がかなったという点だけは合格も意味があることはあるけど・・・。

乙女ゲー的には告白ナシはちょっとひどい・・・。

ともあれ、最初から最後まで、会話が楽しいキャラでめっちゃお気に入り(*´▽`*)
あんずと一番お似合いだなーと思ってます♪



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