藤巻瑞希
おまけキャラの位置づけで登場の瑞希くん。
初回プレイの時から、意味ありげに登場していたので気になってました。
なんといっても瑞希くんは、敬語喋りの真面目そうな男の子。顔もかわいい。
少々冷たかろうと、好みのタイプであることに変わりはありません(*´ω`*)そんなわけで、仲良くするために瑞希くんのところに通いまくる私。
最初は冷たいけど、回数を重ねると顔を覚えてもらって、態度も柔らかくなっていくので会いに行きがいがありました。
あんずも試験のこと忘れてんじゃないのという瑞希くんのこと知りたがりっぷりですが。
で、夜の瑞希くんは「アイリス」と名乗って女装して、アプリコットの命を狙ってくる存在。
別に女装が趣味とかではなく、母親がそうさせていたのです。
それがわかるのは最後なので、それまではアイリスから襲われるものの、
アプリコットは誰かの命を取るつもりはないためいつも襲撃から逃げるだけ。ほかのキャラルートでは出番もなくなるので、「結局あれは何だったの」という感じですが、
瑞希くんと仲良くしているとアイリスの出番もなくなりません。
やがてイベントで、瑞希くんと昔どこかで会ったことがある気がする、と思うあんず。
瑞希くんが昔小さいころにここに住んでいたことがあると聞くと、「そのころに会ったんだわ」と考えます。瑞希くんから「思い出さないほうがいいような思い出かもしれませんよ」
「嫌な思い出だから記憶の中から消されてしまっているのかもしれない」と言われると、
あんずはきっぱり「絶対に楽しい思い出のはず!」と答えます。(選択肢)「どうしてそう言い切れるんですか?」と聞かれると、
「だってせっかく瑞希くんとどこかで会ったことがあるはずなのに、それが悲しい思い出だったら嫌だもん」
あんずってかわいい(*´ω`*)瑞希くんもその答えにふっと微笑みました。あきれ笑いともいう。
しかしアイリスの襲撃は終わりません。
死にたくなかったら攻撃しろと言われるも,攻撃しないあんず。かわりに、いつもサポートしてくれる飛行ロボットのヒースがあんずをかばって倒れてしまいます。
青ざめるあんずに、「機械相手に何を大騒ぎしている」と冷たく言い放つアイリス。
しかしあんずは、「ヒースは機械じゃない!私にとっては家族みたいなものなのよ。お父さんが残してくれたものだから」といい(お父さんはしばらくの間行方不明ってことになってますが、実は近くにいることにあんずは気づいていない)
「あなた私に死にたくなかったら反撃しろって言ったけど、あなたが死んで悲しむ人はいないの?」アイリスは沈黙。
「私は死ねないわ。でもあなたも殺したくない。きっと誰かが悲しむもの」
その言葉にアイリスは激怒し、立ち去ります。
そのあと、瑞希くんと会ったときに(いつものようにあんずから声をかける)瑞希くんはためらいがちに聞いてきました。
「あの・・・あなたは・・僕が死んだら悲しみますか?」あんずは驚いて、「そんなの嫌に決まってるじゃない。せっかく仲良くなれたのに・・・」
しかしどうしてそんなことを聞くのかについては、なんでもないといって、「さようなら望月さん」と笑って言ってくれます。
笑顔率が上がるので、しみじみと仲良くなった感じを味わえるのがいい・・・。
その反面アイリスとは仲良くなるどころじゃない。
「お前を殺して終わりにする」とか言われて、また危ないところでしたが、
別の意味で危ない展開に。謎の人物にいきなり狙撃されて、アイリスがそのたまにあたったのです。
まあ、アプリコットが突き飛ばしたおかげで腕にあたっただけでしたが・・・。
そんなことがあったせいか、次に瑞希くんと会ったときに、初めて「あなたに会いに来ました」と言ってくれる瑞希くん。
「・・なんだかもうあなたとは会えなくなるような気がして」と。具合が悪そうな彼を送っていくといって、二人で電車に乗ります。
あんずに寄りかかって寝ちゃう瑞希くんのスチルがかわいい(*´ω`*)
そこであんずは思い出がフラッシュバック。
小さいころ父親と、自分と、瑞希くんで一緒に蛍をとったこと。
しかしどうして一緒にいたのか、どこの誰なのかは思い出せません。
ふと、瑞希くんの腕に包帯がまかれていることに気づくあんず。
あの位置はまさか、と、アイリスのことを思い出します。「(そんなまさか・・・偶然よね。それじゃいくらなんでもあんまりよ・・・)」
試験合格になると、両親に(お父さんも戻ってくるので)瑞希くんのことを尋ねます。
そこで、瑞希くんは、母あざみの姉あやめの子供であると告げられました。つまりいとこ。
女怪盗を継ぐのは一人だといわれ、二人の母から試験を言い渡され、それをクリアしたのはあざみだったようです。
その試験内容は、一哉(あんずの父)を望月家の婿養子に迎えられたほうを女怪盗にするというもの。あんずは5人だから、だいぶお母さんは自由を与えてるんだな。
とはいえ、お父さんのことをあざみもあやめも好きだったらしいので、もはや泥沼です。
あざみがプラムドになってからも、あやめは怪盗として現れたりしてたものの、先代に勘当されて姿を消したとのこと。
いろいろ判明したあとで、再びアイリスとあって自分の正体を打ち明けると、アイリスは愕然としました。
「・・もう終わりだ・・・僕は・・もうあなたに何もできない・・・」そこへあやめも登場しますが、あざみも現れ、説得します。
なんといっても瑞希くんの母親を思う気持ちがあやめの心を動かしたということでしょう*・。ヽ(´▽`゜)/。.:*・
瑞希くんは、女の子ではない自分は望まれていなかったのではないかと思い、ずっと辛そうだった母が
自分が怪盗になるということを話しているときだけはうれしそうにしていたのをみて、
自分の心を押し殺してきたのです。アプリコットが、「私のパートナーにならない?それなら怪盗が二人でもいいでしょう?」というと、
瑞希くんはそれを受け入れ、「もう彼女を傷つけるのは嫌なんだ。彼女が僕を必要としてくれるなら、僕は彼女を助けたい」と母に告げました。その気持ちを受け入れてくれて、やっとハッピーエンド♪
まあそのあと例によって、ムスカリの暗殺組織があーだこーだと絡んできたりもありましたが、
いつものごとく逃げられます。あまり深いかかわりがないので、このへんは適当に入れてきたって感じですね。
狙撃してきたのがだれなのかをはっきりさせるためでしょうか。
ともかく、アイリスは瑞希くんの姿になったあとで(翌日)告白してくれます。
「・・あなたの笑顔に僕は何度救われたかわかりません。
ずっと母さんの言いなりになるしかなかった僕に勇気をくれた。
10年前に会ったときから、ずっと僕の心はあなたのものだったんです・・・」昨晩瑞希くんも、一緒に蛍を追いかけた女の子にあんずが似ているということ、その子が初恋の子だったことを話していて、
そしてそれがあんずだったことを知ってショックを受けていました。「大切に思っていた人にこんなことを・・」と。しかし今、瑞希くんは穏やかな笑顔を向けてあんずを見つめています。
「本当に・・・僕をパートナーにしてくれますか?」
もちろんあんずは「うん。わたしずっと瑞希くんと一緒にいたいの」
「・・・じゃあ、目を閉じてください」
瑞希くんはそっとあんずのおでこにキスを・・・Vvかわいい・・・。「もうきっと会うこともないと思っていたから・・・
こんな風に触れられる距離にあなたがいるなんていまだに信じられない。
ずっとあなたが好きでした・・・。
つらくて苦しくて・・自分が嫌になりそうなとき、あの日の笑顔が僕を勇気づけてくれた。
だけど・・今度は僕があなたを助けたい。
あなたが苦しいとき、つらいとき・・・一番そばにいて守ってあげたい」「これはあなたへの誓いです。僕はもう絶対に自分をごまかしたりしない。
あなたがくれた強さを僕は忘れない。
僕を・・ずっと見ていてくれますか?」なんて素敵な告白・・・・*・。ヽ(´▽`゜)/。.:*・
あんずは嬉しそうに、「うん。どこまでも二人で一緒に行こう?」といい、
「はい!」と瑞希君。
ああ、よかったね二人ともーーー♪
エピローグでは二人で悪いやつをとっちめて逃走しながら、仲良さそうなやり取りを見せてました。
いやあ〜〜〜大満足ですねq(≧∇≦*)(*≧∇≦)p
おまけキャラだし、そんなに期待はしてなかったのですが
きちんとした告白もあって、すがすがしいハッピーエンドで気持ちよかったですVVきっと二人が結婚して次に怪盗がどうのってなっても、子供の気持ちを尊重するんだろうな〜
悪しき伝統は終わったのね!・・・とか、想像してほっこりいたしました♪