ワルキューレの冒険 時の鍵伝説
(ナムコ)
一応カテゴリはアクションRPGになるのかな?と思うのですが、よくわからなかったので「その他」に入れてしまいました。
このゲームめっちゃ大好きです.:*・。ヽ(´▽`)/。.:*・°
当時『女の子が主人公』のゲームというのはほぼなかったので、女の子主人公というだけで嬉しかったです。
さらに嬉しい要素として、主人公のワルキューレの『カラー』『星座』『血液型』を好きに選べるというのがありました。
カラーはワルキューレが真っ白になったり、ピンクになったり青になったり、好きな色で始められるというもの。
星座はワルキューレがHPが多くてMPの少ないタイプか、HP少なくてMPが多めのタイプかというのを選ぶためのもので、
血液型はゆるやかに成長していくタイプか、最初が上がりやすいかなどの、レベルの上がりやすさを選ぶものです。レベルが上がれば差はなくなっていくので、序盤どのタイプが自分にとってやりやすいかを自分で選べます。
まあほとんどの場合自分の星座とかで始めてましたけど、感情移入しやすくていいシステムだなと思いました。
ワルキューレは、奪われた『時の鍵』という世界の平和を守るアイテムを取り戻すため、ゾウナというボス敵を倒す旅へ出ることになります。
RPGといっても、ゲーム内で会話が発生することもなくワルキューレはひとり旅なので、次の目的地がさっぱりわかりません。
ヒントが全くないため、攻略本がなかったころはクリアできませんでした。せいぜい二個めの大陸にいくくらいしかできず、薄暗い井戸の中やピラミッドがでてくると完全にお手上げ。
それでもそこまでの旅を幾度も始めてしまうくらい大好きでした。敵を倒すと、回復薬だとか解毒剤とかランプとか、使うと消えてしまうアイテムが手に入ったりするのが嬉しかったです。
持ち物は全部で8個しか持てず、1個は剣なので7個分のアイテムを駆使して闘うことになります。
アイテムの補充はまさに命がけ。最初のフィールドには宿屋しかなく、アイテムを買ったりできないので敵から手に入れるしかありません。
まあ宿屋で寝れば全回復ですが、お金がかかるので。
レベルアップの方法は、宿屋で寝ること(経験値がたまったら)です。
しかしHPの回復分だけ宿屋の料金が上がるので、結構レベル上げも大変です。
宿をケチって魔法で回復したり、アイテムで回復したりしても、レベルアップするには寝るしかないし・・・。
宿屋では、再開に必要なパスワードも見ることができます。
これが、アルファベットと数字の組み合わせなので、ごちゃごちゃしてて間違えやすい(;´д` )
QだかOだか0だか・・・1だかIだか・・・???
もうそろそろHPがないよというのを知らせる緊急音みたいなのがすごい焦らされます。
MPが尽きて魔法を使えない状態だと魔法の部分が点滅していたり。
なかなかの緊迫感の演出。ゲームオーバーになると、最後に宿で泊まったところからの再スタートになるのもそれなりにシビアで、
宿に急いでるところで死ぬと地団駄踏む悔しさです(-"- )
玉投げつけてくる敵が特に危険。
敵の種類は多くなくて色違いで強さがかわり、動きもそこまで多彩ではありません。(2Dなので)
しかし、井戸に入ると暗くてまったく地形が分からなくなったり、砂漠ではHPが減っていったり
敵から逃げてフィールド移動すると別の敵がわいてでてきて襲い掛かってくるとか、
攻略本があっても私には結構な難易度でした〜〜。
レベルアップの次までの経験値が膨大すぎるのも、ファミコン時代の特徴で・・・
やっと上がったのにあまり能力が増えてないとかもザラ。最初にHPが高めの方が戦うのには有利なのですが、MPが多いと回復を魔法で出来るので宿代を浮かせられる・・・とか
どっちのが得かを何度もシミュレーション(始めてみる)したりして、クリアまでかなり時間がかかりました。
エンディングはあっさりしていて、英語の文章だし、物足りなかったですが
私でもクリアできたんだ〜.:*・。ヽ(´▽`)/。.:*・°というのが非常に嬉しかったですVv攻略本ありがとう!ですね。
序盤から隠しアイテムで大分楽ができるのも嬉しかったですし、どこへどういけばいいのかさっぱりだった井戸のマップなど、
やっぱりRPGには攻略本が不可欠だなあとつくづく思いました。(ゲーム下手)
もう二度とクリアまではできないだろうな〜とは思いますが、
フィールドののどかなメロディ聞きたさに、ランプ使ったときの美しい海のグラフィックを観たさに、
時々プレイしてしまうゲームです。