たけしの挑戦状
(タイトー)
これって、けっこう有名なゲームのようですね?
クソゲーを紹介している本に、このゲームのことが載っていたのを憶えています。うん。
私も同感です。
・・・だって、
あれ、一体どうやってクリアするのよ?(T_T)主人公が、ただ道を歩いているだけでやくざに絡まれ、殴られ、殺される。
ウチに帰ったら、包丁を持った妻と飛び跳ねる子供に襲われ、殺される。・・・ありえないでしょ?
フラフラになりながら逃げ込んだバーでカラオケを歌えば、「へたくそ やめてかえれ」とののしられ、
店を出れば暴力地獄。命からがら町を飛び出し、飛行機に乗れば、飛行機が爆発、ジ・エンド。
・・・なに、それ?
結局、私たちがこのゲームですることといえば、
へそくりをさがしてカラオケではとぽっぽでも歌って、やくざや家族に殴られながら飛行機に乗って死ぬ。
これだけです。ええ、毎回。
はっきり言って、時間の無駄です。(≧ヘ≦)
でも、何回もやった・・・。
なんでだろう?
楽しかったからではない。
やりたいからでもない。
そう・・・
今回は、いけるんじゃないかと思うから。(; ̄∇ ̄ )
毎回同じことして、同じところで死ぬのに、
どうしてそう思えるんでしょうか。バカなんでしょうか。
それとも、果てしなく前向きなんでしょうか。
しかし・・・
そんな、バカで前向きな私たちでも・・・
どれだけやってもどうにもならないこのソフトには、見切りをつけるより仕方ありませんでした。
このソフトは、今もタンスの中に眠っています。
いつかまた、やるときが来るのでしょうか。
また同じことをし、同じところで死に、またやめるのでしょうか。
・・・それは、もう少し時が経たねば、わかりません。