ハリーポッターシリーズ
Ｊ．Ｋ．ローリング作 松岡祐子訳 ダン・シュレシンジャー画 静山社
あらすじ＆感想（テンションが高いです）
世界的ベストセラーファンタジー！！
映画にもなっているので、知らない人は少ないかもしれません。
とにかく面白いです。断然、本派です。映画だと、いろいろなところが省かれたり、変わっていたりするので。
全七巻、ということらしいですが、ハリーが魔法学校で過ごす一年の間の冒険が、一巻になっています。
一巻ごとに、ハリーも一年ずつ大きくなっています。
ハリーと、両親の敵でもあり魔法界にとっての大悪人、大脅威であるヴォルデモートとの対決が主なストーリーです。（あと、ハリーの学校生活）
とにかく、毎回ハラハラドキドキできる、ものすごく面白い物語。
シリーズなので当然ですが、順番に読んだほうがいいですね。
ある程度、今までのことは軽く説明してくれてはいますが、一巻から読まないと、つながりの深さがわかりにくいので。
そして、『ハリー・ポッター』は、訳がすごくいいと思います！
ハグリッドのあったかみのあるしゃべり方も大好きだし、すごくキャラクターが自然にしゃべっていて、読みやすいです。
いろんな外国の本を読みますが、訳は大変だなといつも思います。
だからこそ、このハリー・ポッターの訳は本当に素晴らしいです！
キャラクターについて。（特に好きな三人）
ハリー・ポッター
主人公のハリーは、もちろん一番好きなキャラクターです。
めがねをかけ、額には稲妻型のあざがある。（ヴォルデモートにつけられた）
両親は魔法使いと魔女だったが、赤ちゃんの頃ヴォルデモートに殺され、その後は母親の妹（マグル）に育てられた。
マグルとは、魔法使いでない、一般人のこと。
性格は、勇気があって、優しくて、正義感もある。
生まれたときから英雄で、魔法界では知らない人はいないほど有名（その理由は、ヴォルデモートを消滅させたから）なので、散々持ち上げられたり、ひがまれたり、と、学校の連中のうわさの的。でも決して図に乗らず、かなり謙虚。成績も決して悪くないが（苦手もあるけど）優等生タイプではない。
授業中には、よく親友のロンと遊ぶ。
誰よりも得意なのは、クィディッチ（魔法界の超人気スポーツ）の才能。
こんなに完璧な男の子って、なかなかいないでしょう！！
頭ガチガチの優等生でもなくて、嫌味もなくて、ときどき調子に乗って羽目をはずしたり、好きな女の子を取られたライバルにははげしくやきもちを焼いたり、気に入らない相手にはケンカしたりするところも、本当に普通の男の子って感じで、また素敵です。
あまりにもハリーと気持ちが一体化しているので、ハリーのことをものすごく大好きであることを、なかなか気づきませんでした（笑）
毎回、ハリーに感情移入して読んでます！！
誰よりも幸せになってほしい男の子。
ロン・ウィーズリー
ハリーの親友。七人兄妹の下から二番目。赤毛でのっぽ。父親は魔法省に勤める、バリバリの魔法使い一家。
性格は、結構子供っぽい。常に優秀な兄に囲まれていたため、コンプレックスを持っている。
勇気も、優しさも、正義感もそこそこあるが、目立つことがほとんどないため、たまに注目されるとつい調子に乗ってしまう。成績は、おそらくまあまあ。魔法界の男の子がほとんどそうであるように、彼もクィディッチが大好きだが、才能はそれほどでもない。（緊張しやすいため）
とにかくよく、ハーマイオニー（ハリー＆ロンの親友の女の子）とケンカする。
ロンは、二番目に好きなキャラ。いつでも、どんなときでも、ハリーのそばにいてくれて、ハリーにとってはかけがえのない親友です。
だからこそ、彼とハリーが険悪になったときは、本当に悲しかったです・・・。（第四巻参照）
ロンは、優秀なお兄さんやハリーにコンプレックスを持ってはいるけど、それ以上に家族やハリーを大切に思っている、優しい男の子。
とにかく、「普通」なのがロンの魅力です。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハリーとロンの親友の女の子。マグル出身。両親は歯医者をやっている。
性格は、真面目ではきはきしている。マグル出身でありながら、学年一の才女。
教科書の丸暗記だけではなく、魔法の才能も高い。融通が利かない面もあるが、ハリーたちと親しくなってからは、規則を破ることもしばしば。
勇気も正義感もあるが、なによりも彼女は優しい。ただし、勉強に関するプライドはとても高く、負けず嫌い。
ハーマイオニーも二番目に好きなキャラ。彼女こそ、いつでもハリーの味方の、非常にまっすぐで正直な性格の女の子。
いつもハリーのことを気遣い、力になってくれるので、本当に大好きです。
私は本当にハリーと一体化しているため、ハリーが好きな人のことは、ハリーと同じように好きだし、ハリーが憎んでいる人のことは私も嫌いです。
そのため、完璧なくらいに面白いです！！
（・・・そして、とっても悲しいです。ハリーに起こる様々な出来事は・・・。でも、夢中になって読んでしまう。ハリーが大好きだから）