1.章ごとの簡単感想 その2
このゲーム感想には重要なネタバレが含まれるので、クリアした人だけご覧ください。
第六章 廃墟をこえて・・・
ゲートの先は、ずいぶん技術の発達した感じのある世界。
でも、さびれてどんよりとしていて、まさに廃墟。
ここどこ? という感じです。しかし、トルース村のリーネ広場のゲートは中世ガルディアの裏山に通じていたわけで、
現代ガルディアの森のゲートからの場所ということを考えれば、ここもトルース村付近ということは間違いないでしょう。
・・・いずれかの時代の。アリスドームの地下で、閉ざされた扉を開けるパスワードを入手し、扉の向こうへ。
そこで目にしたものは、『1999年ラヴォスの日』の記録映像。
王国歴1999年、地中から現れたラヴォスによって世界が崩壊した・・・。そう、ここは、ラヴォスに滅ぼされた自分たちの未来だったのです。
愕然とする主人公たち・・・。
でも、主人公たちには、時代を行き来できる力がある。
中世で未来を変えたように・・・
崩壊する未来を変えることを、決意するのです!!ヽ(´▽`)/本当に、何度見てもこのシーンは大好き。
序盤での最高の盛り上がりが、ここですよね♪
主人公たちと心を一体にして、これからの冒険に走り出します!!そして・・・
プロメテドームの奥にある扉の向こうにゲートがあるのをつきとめ、ドームに行くと壊れたロボットがぽつんと置かれています。
ルッカがロボットを修理します。
このシーンも大好き。この未来の世界で散々ロボットに襲われてきた主人公たち。
「また襲ってきちゃうよ」と言うマールに、ルッカは「そうしないように直すの」と言います。
ロボットたちは自分たちの意思で襲ってくるわけじゃない。そういうふうに作られただけ・・・ と。
ルッカには、ロボットたちの心がわかるのです(*´ー`*)ゲートがあると思われる部屋の扉は開かず、
目覚めたロボットに名前を付けてあげ(デフォルト名は『ロボ』)、扉を見てもらいます。
どうやら扉は電源が切れており、工場跡の非常電源を入れれば開けられるかもしれないと。
しかし、電源がいつまで持つかわからないので、電源が入ったらすぐに扉を開けるために一人残り、ロボと主人公ともう一人で、工場跡に向かうことになります。そして、悲しい、けれどとても好きなシーンが、やってきます(ノ_・。)
第七章 不思議の国の工場跡
この工場跡がまた、ものすごく大変><
とりあえず研究所に行き、クレーンのコードや解除パスワードなどの情報を得てから工場へ。そして・・・
工場内を進むと、ロボと同じようなロボットたちがたくさんいました。
みんなに会えて、懐かしむロボ。しかし・・・ロボットたちは、ロボを突き飛ばし、非難します。
侵入者である人間の側につき、使命を忘れたロボに「オマエハ ケッカンヒンダ」 と・・・。
そしてロボを次々に攻撃するロボットたち。
それでも、ロボに加勢しようとする主人公たちを必死で止めるロボ。
仲間たちを攻撃することはしないでほしいと・・・。やがて動かなくなったロボをダストシュートに捨て、今度は主人公たち「侵入者」を排除するため、向ってくるロボットたち。
主人公たちはロボットたちを倒し、ロボをダストシュートから助け出します。
ロボはボロボロに傷つき、あちこち壊れていました。
急いでプロメテドームに戻り、ルッカの大手術が始まります。
ロボはボロボロでしたが意識がありました。
完全に壊れてしまってはいなかったようで、ホッとしました*・。ヽ(´▽`゜)/。.:*・ルッカはロボに聞きます。
「直ったら、何がしたい?」
「そんなことを聞いたのは、あなたが初めてです、ルッカ・・・」
ルッカは、命令されたプログラム通りに動くだけだったロボに、「したいこと」を聞いたのです。
もう、命令に従うことはない。自分の意志で、したいことをしていいのだと。ここのシーンはいつもじーんとします。
かつての仲間たちにひどい言葉を浴びせられ、欠陥品とののしられ、それでも彼らに攻撃することはできなかったロボ。
だけど、彼らもまた、「そのように作られただけ」で、ひどいロボットたちなわけじゃない。
もし彼らもルッカのような人に作られていたなら・・・助けられたのかもしれない。だけど、ロボと彼らの違いはきっとそれだけじゃない。
プロメテドームにぽつんと置かれていたロボは・・・きっと主人公たちと出会うためにそこにいた。
未来を・・この廃墟を救うために。
やがて直ったロボは、やりたいことが見つかったと言います。
それは、主人公たちと一緒に行くこと!!未来を救う、新しい、そして心強い仲間ができたのです。
第八章 時の最果て
扉の向こうは、一人の老人がいるだけの部屋でした。
何もない空間。
過去か、未来か。それさえわからない。老人の言うことには、ここは「時の最果て」。
違う時間を生きる者が4人以上で時空を超えようとすると、ここへ来てしまうのだと。常に3人で行動し、一人はここで待機。でも、いつでも交代することができる・・・うん、親切設計です。
また、老人は古代に栄えていた『魔法』という力の存在も教えてくれました。
主人公たちはその資質を持っているそうなのです。
奥の部屋で主人公たちは魔法を覚え、攻撃の幅がぐんと広がりました!.:*・。ヽ(´▽`)/。.:*・°普通の協力技に加えて、魔法による攻撃の協力技まで増え、しかも仲間の人数も増えたので、楽しみはさらに倍、3倍に。.:・°☆。.:・☆
そして主人公たちは、現代に帰ります。
未来を救う旅・・・まずは、情報を探さなくてはなりません。
第九章 魔の村の人々
現代のメディーナ村にやってきた主人公たち。
ここは魔族の者たちが暮らす村。
400年前のガルディア王国との戦いで魔王軍が負けたため、魔族はここでひっそりと暮らしている模様です。この村に住む魔族たちは人間を快く思っていません。
400年前の戦いで魔王軍が勝っていたら・・・きっと、今とは立場が逆転していたでしょう。それでも・・・
ゲートがつながれた民家に住む魔族の子供たちは、人間を恨んではいません。
その子たちの家のタンスにゲートが現れたのは、きっと偶然じゃなかったと思います(´▽`)村の外には、あの千年祭の広場で出会ったボッシュも住んでいました。
色々と武器などを売ってくれるので、装備を整えて、いざヘケランの巣へ。ヘケランを倒します。
そして、中世の魔王こそがラヴォスを生んだ存在である と知り、主人公たちは再び中世へ行くことに。ヘケランの巣からトルース村に戻ってこれたので、そこからまた千年祭の広場のゲートへ。
ここから、中世の裏山に行けたはずです。さあ、未来を救う旅が、ついに始まったのです!!
第十章 現れた伝説の勇者
再び中世へやってきた主人公たち。
村は、伝説の勇者が現れたという話題で持ちきりでした。
なんでも、勇者の証であるバッジを持つ少年が現れたとのことです。
その子が魔王を倒したということでしょうか?
主人公たちは彼を追うことに。
少年は城に向かったというので、主人公たちも城へ向かいます。城では、村のような明るい雰囲気はみじんもなく、魔王軍に押されて王は寝込むし、兵は絶滅寸前だとか。
すでに少年は城を出て、橋を渡ってしまったようです。
主人公たちも追いかけてゼナンの橋へ。橋のたもとにいた騎士団長も、食料が無くなり兵士たちが次々倒れていくのにどうすることもできない様子でしたが、
城にいた料理長から預かった食料を渡すと、兄弟の気持ちが通じ合ったようです。.:・°☆。.:・☆
こういうシーン・・大好物です(笑)ベタだけど、感動するのです(*´ω`*) 言葉はなくとも、行動で伝わるって感じがイイ!
はてさて、橋はおりしも魔王軍との戦い真っ只中。
主人公たちも加勢しますよ!
連続戦闘ですが、手ごわいのはボスだけなので、どんどこ進みます。『クロノ・トリガー』で面白いのは、こういう風に、戦闘場所や戦闘背景(状況などの)が変わるところです。
普通にダンジョンを好きに進んで、特定の場所に来たら敵が現れて・・・といったこともあれば、
敵がすでに見えていて、そこを通るときに戦闘になったり、
この橋のように、進む道が一つで、少し進むごとに自動的に敵が現れ、行く手や背後を遮り囲まれるというシチュエーションを演出することも。もちろん、実際の戦闘背景(後ろに見える景色)が色々変わることも面白さの一つです。
またそれがバリエーションに富んでいて、ダンジョン途中であったり、クレーンで運ばれて戦闘に持ち込まれたり、動くものの上での戦闘の場合は背景が動いていたりして、スピード感があります。
『戦闘画面』というものは、それまで私の中では『移動』や『イベント』とは切り離されて存在しているものだったので、これはとっても新鮮でした。
さて、無事に橋を渡りきると、村がありました。ここでももちろん、勇者の話で持ちきり。
また、不気味なカエル男の話も聞きます。つまりカエル(紛らわしいけど、デフォルト名の『カエル』)のことですね。
さらに南にも村があり、勇者の少年はこの村の出身だそうで、名前をタータというようです。ついでにカエルが住んでいるらしいと聞いた森に寄ったところ、確かにカエルがいました。
しかし、今城が大変なことになっていると告げるととたんに背を向け、自分には何もできないといじけちゃいました。
だめだこりゃ。カエルのことは置いといて、タータは勇者の剣を求めてデナドロ山に向かったらしいので、後を追っていくことにします。
ところが・・・
デナドロ山に入った途端、逃げていく少年を発見。
どう見ても、おそらく勇者の少年タータでしょう。
少年はヒーヒー言いながら、主人公たちにも逃げた方がいいと言って、帰って行っちゃいました。
ゆうしゃ・・・????しかし、残された主人公たちは、とりあえず(人違いかもしれないので)デナドロ山の奥に進むことにしました。
伝説の剣は、この奥に眠るのでしょうか・・・?
章ごとの簡単感想 その3へ続きます。