幻想水滸伝

  (コナミ)


プレステで初めて買ったソフトの一つ(もう一つがマリーのアトリエ)です。

藍が先にプレイし、そのあとで私がプレイしました。

ストーリーは、かつて素晴らしい国だった『赤月帝国』が荒み、苦しむ人々を救うために“解放軍”が旗揚げし、やがてたくさんの人を巻き込んで帝国を倒すために集っていく・・・というもの。

                              {キャラ語り目次へ}

主人公は、帝国の皇帝バルバロッサの直属の五大将軍の一人、テオ・マクドールの一人息子。

当然、帝国側の人間です。

しかし、とある事情で旅立ち、そこで今の帝国の姿を目の当たりにすることになります。

自らの意思とは関係ないところで巻き込まれていく主人公。
けれども主人公は自分の意思で、解放軍に飛び込んでいくことに・・・。



壮大なストーリー感が素敵です(*´▽`*)

そして、苦手な3Dでもありません♪

最初は「ここへ行ってこれを取ってこい」という簡単なお使いから入るので、突然放り出されて戸惑うことも全くありませんし、
戦闘が6人パーティーというのも素晴らしい。

さらに、その戦闘画面が斜め上から見たようなアングルなのもカッコイイ上、ときにアップ、ときに引くというカメラアングルも緩やかなのでイイ感じです!!

キャラごとの武器が違うため、それぞれの戦うアクションも違い、それらを見る楽しみもあって・・・
戦闘がとにかく好きです。速攻ハマリました♪

スピーディーで多彩な戦闘なので、戦ってるのが楽しくて飽きないです。

特に主人公の武器、カッコイイですね。長い棍棒。
ていうか、主人公カワイイですV(≧∇≦)v

しかし主人公はほとんどしゃべりませんけどね・・。
そのしゃべらないところも可愛かったりして・・・。

フィールド上ではほとんどエンカウントがないのも快適です♪



また、主人公と最初から一緒に行動する面々がとても大好きです。
主人公の親友、テッド。
主人公の母親代わり(といっても男)、グレミオ。
主人公にとって頼れる存在のパーン、クレオ(女性)。

グレミオやパーン、クレオには主人公、「坊ちゃん」と呼ばれているのもカワイイ〜〜。
物語の中で、“坊ちゃん”は成長していくことになるのですが・・・
ほのぼのとしたのどかな雰囲気に包まれた序盤の冒険は、何だかとても愛おしいです(^-^ )


・・・でも、この物語は哀しみを含んでいます。
私のように、明るくてサッパリした勧善懲悪が大好きな人間には、プレイしていて非常に辛かったこともまた、事実でした(つД`)

相手になる帝国も、人は人。
・・・そして、主人公はもともと帝国の人間です。

次々襲ってくる哀しい展開は、主人公を打ちのめし、それでも主人公には止まることは許されず・・・
ていうか、よく私こんな悲しいRPGやったな・・・と思いました。

でも、面白かったし(内容は辛いとは言え)、キャラがいろいろ大好きだったし、頑張ってプレイしていました。

明るいRPGが好きな人には向いていないRPGだなあと思います・・・。



そしてこのゲームのウリといえば、108星!!
主人公含め、108星の星の元に生まれた人々・・・
彼らは運命的に出会い、集っていきます。
最初は小さな希望の光が、どんどん大きくなって、
そしていつか未来を変えていく・・・。

なんて壮大なロマンでしょうヽ(´▽`)/

・・・まあ、108星の仲間たちの中には、「・・・この人何の意味があるの??」と首をかしげたくなる人もいますが・・・。

仲間集め、とても楽しいです。

ストーリー上必ず仲間に加わる人もいれば、
誘わない限り仲間に加わることがない人もいて、
誘っても条件を満たさないと仲間になってくれない人もいて、
さらにはなかなか見つからない人までいて・・・
大変だけど、とても楽しく集めまくりました♪

・・・そして、108星が特別な人たちなんだ、と感じられる最大のイベントも用意されているのが、頑張りがいがあるなあと思うところ☆


・・・・とはいえ、初回プレイでは108星集められなかったんですが(^_^;)

藍も集められなかったらしく、二人してボーゼン・・・。

二回目で何とか集められましたが、
集められなかった場合と、集めた場合のエンディングが少し違うのも特徴出てるなあという感じ・・・。

そしてエンディングでは、108星たちの未来が語られていきます。
スタッフロールが流れていくように、キャラそれぞれの顔と共に未来がか書かれた文字が流れていくのですが・・
これがなんだかしみじみとしててよい♪
・・・ただ、やたら速いため、急いで読まなければならないところは不満ですが・・・未来になってるのかよくわからない人などもいて、笑えますし
なんかホントにこれだけの人たちが集ったんだなあ〜と感じるのが嬉しくて、素敵なエンディングだなと思います。


とまあ、そんなに文句がないゲームなのですが、好きじゃない部分ももちろんあって、それは戦争イベントです。

仲間を集めることで有利になるという、仲間集めとも関係しており、
帝国VS解放軍なので、戦争イベントが多々あるのですが・・・。
これが非常に面倒くさい(T_T)

ジャンケンみたいな要領で、相手の攻撃に対し強いものを選ぶ形なのですが・・・当然相手の手がわかっているわけではないため、やられまくるときもあり、それだけではなく、戦いに出ている108星の面々が勝手に(ってのもアレだけど)戦死したりしちゃうんで・・・。

こんなに一生懸命108星集めてんのに、戦争イベントごときで死なれちゃ水の泡なんだよ〜〜!!
・・ってわけで、いちいちロードしなければなりません・・・。

でもってこのゲーム、セーブはできるけどロード機能がない(T∇T)
ロードに時間かかるし、また戦争イベント最初からだし・・・
ホント戦争イベント嫌いです・・・。

ていうか、ロード機能ついてれば最高だったのに・・!



幻想水滸伝は、今プレイしても相変わらず面白いです。
もう何回もプレイしてるのに、何回プレイしても楽しいし悲しいし感動する。
クリアした後「面白かったなあ〜」としみじみしてしまうゲームです。

物語を彩る様々な音楽も好きで、
仲間たちが集う場所である、本拠地システムも大好きです。

哀しい物語なのに、またプレイしたくなるようなそんなゲームに出逢えて、
とてもよかったと思います♪


PSで最初に買ったゲームの一つだった幻想水滸伝。
もしこのゲームが面白くなかったら、PSのRPGに対して拒絶反応を示したままだったかもしれません。

PSにも3D以外のグラフィックがまだあるんだ。
私たちにそんな希望を与えてくれたこのゲームには、本当に感謝しているのです(*´▽`*)

それでは最後に。
幻想水滸伝にはたくさんのキャラがいるので、それぞれについて語りたいと思います。
{キャラ語り目次}へ



HOMEへ  ゲーム部屋へ  PS RPGへ