ルナティックドーン3

  (アートディンク)


このゲームは、私には合いませんでした(;´д` )


簡単に言うと、
『依頼を受けて装備を整え、ダンジョンにレアアイテムを探しに行くゲーム』でしょうか。

目的らしい目的は特になく、しいていうならそれが目的。

その自由度は結構いいと思うのですが、プレイしてみて
いろいろとイマイチだと思う部分がありました。


その1:キャラグラフィックがイマイチ。
始まってすぐ、自分のプレイヤーキャラを作成します。

名前と初期能力値と装備を付けていない状態の見た目を決めるのですが、
キャラグラフィックが全然よくない・・・。
顔グラもないし、キャラグラフィックがこれじゃ、微妙だなあ・・・(・ω・`*)

でも、その反面、男女選択可能というのは嬉しかったです。

・・・ローブ着て、杖を握りしめて走っていたら、藍に「じいさんが杖ついて走ってる」と言われましたけど。(一応女・・・)

装備を変えるとグラフィックが変わるのも、細かくていいとは思います。


その2:2D画面だけど、全体的に暗い。
3Dが苦手な私には2D画面というのは最高評価♪
・・・なんですが、全体的に画面が暗いのです。

裏パッケージを見ると、割と明るい画面の写真が載っていますが、
実際ゲームをプレイすると、町は暗いし、店の中も暗い。
正直見にくいです・・・。

この世界では四つの力が作用していて、プレイヤーがその系統の術を使ったりするとどんどんその系統に変化していく・・・
というなかなか素敵な変化があるようだったので、
「火」「水」「風」「地」でいうなら、とりあえず水がいいかなと思っていました。

樹木が育ちやすく、人も暮らしやすく、なかなか素敵な環境じゃないか!と。

・・・が、別の世界にワープしたときたまたま、水の力が強いと思われる世界に飛んだようですが、そのフィールドの見にくさと言ったら(>_<。)

村中に生い茂っている植物の緑が暗くて、すごい見にくい!!

これが水の世界だとしたら、絶対いやだと思いました。

どの世界でも暗いので、あまり好きじゃないですが、一番マシで風でしょうか。
雪原ぽいので・・・。


その3:ダンジョンが真っ暗。
・・・このゲームでどこが一番ダメだったかというと、これでした。

いろいろあって、やっと装備が整い、「さて目的のレアアイテムさがしにダンジョンに入るか」と入った私・・・は、
あまりのダンジョンの真っ暗さに呆然。

入ってちょっとウロウロしてるだけで、目が疲れてきて、気持ち悪くなりました( ̄∇ ̄|||)

なぜ・・・ダンジョンをこんなに真っ暗にするの・・・・。

このゲームはダンジョンを何百階と降りる仕様になっているようなのでとても耐えられませんでした。
私には二階が限界です・・・。

でもレビューを見る限り、ダンジョンが暗いという理由で断念した人はいないようなので、他の人はダンジョンが真っ暗でも問題ないのかもしれません。
みんなどんな目をしているのでしょうか、うらやましい。

いくらダンジョンと言えども、目が疲れないように、ある程度明るくしてほしい。
これはRPGに置いて私が常々思ってることです・・。
・・・でも今じゃRPGはみんな3D仕様でその時点で全滅だから、どーでもいいですけどt(¬ε¬)


大きく分けて三つのイマイチな部分がありましたが、他にもあります。

このゲームは店に入るだけで一時間、誰かに声をかけるだけで一時間、メニューを開いてアイテムを調べるだけで一時間、と何をするにも一時間が過ぎるリアルタイム式。
メニューを出してる間は静止してますが。

そしてホームワールドと呼ばれる、自分の家があるフィールドから、
様々な世界へワープゲートを通って移動するシステムです。

しかしこのワープゲートを一回通るたびに、一か月過ぎる。

他の世界はランダム生成される仕組みなので、ワープした先にたいした物がない(酒場とダンジョンしかないとか)場合も多々あるため、その度にワープすることになるので・・・・

どんどん時間が経ちまくるのです(^-^;)

初めの頃は簡単な依頼しか受けられないので、酒場に「配達」や「探し物」の依頼がないと、月を変えるか(月ごとに入れ替わる)ワープするしかないのです。
ワープした先では別の酒場があって、別の依頼があるからです。

ちょっと時間が経つのが速すぎて怖い・・・。

プレイヤーキャラには寿命というものがあるようなので、レアアイテムを探すならちんたらしてられません。


また、このゲームはレベル上げが大変です。
普通にそのへんのモンスターと戦ってもほとんど上がらない。

店で経験値を上げるアイテムが売っていて、それを使うのが手っ取り早いようですが、大金がかかります。


私はしばらく簡単な依頼をやってちまちまとお金を貯めていました。

が、飽きる。

同じ依頼しか受けられないので、さすがに飽きます。

しかも金もあまり大してたまらない。

かといって弱いのにダンジョンに行く気はしないし・・・と、
そろそろこのゲーム終わりかなという雰囲気になりました。

ところがたまたま動画を観たところ、
『冒険者を襲って経験値稼ぎ』というのができることを知りました。

しかも驚くことに、冒険者からアイテムを強奪しているのですΣ( ̄□ ̄;)

それも、高額で手が出ないような品物をアッサリと!!

なにこれすごい!!

と思った私は早速真似することにしました。


弓を買って、強いらしいカソックというローブを買って、いざトライ。

嘘のように、アイテムざっくざくですヽ(゜∀゜)ノ
いらないアイテムを売って、金もたまりまくります。

楽しい!!!

・・・・飽きていたゲームでしたが、冒険者狩りは非常に楽しかったです。

しかし、冒険者狩りをして金やアイテムを貯める最大の理由は、ダンジョンでのアイテム集め。

・・・・・やっと装備を固めてダンジョンに入ってみれば、
真っ暗画面にギブアップする私がいたのでした・・・・・・。・゜・(ノД`)・゜・。


一応、このゲームでは「結婚」ができるようで、子供をプレイヤーにしてまた冒険ができる、そうやって続けていきながらレアアイテムを制覇する、そんなゲームなのだと思います。

そのために、時間経過が速いのでしょう。
一代目で完全クリアを目指すのは結構大変なのかもしれません。

私もとりあえず結婚してみました。

「あなたのような人には私のようにしっかりした人がついていないといけませんね」
のようなセリフを言われました。

・・・仲間にしたときから、何となくエラそうな雰囲気の男だったのです。

ただ若い割にやたら能力値が高く、最初からカソックを装備しているなど、優秀だったため仲間に引き入れました。

もう一人引き入れた仲間は女の子で、これまた若いのに能力が高く、しかも
「自分のこと」を尋ねると、「出会えてよかったです」みたいなセリフを言ってくれる可愛いタイプでした。
・・・男プレイヤーでやってたら、この子と結婚したい。

しかし私は女でプレイしてるため、この偉そうなタイプを手に入れるしかありません。
・・・他の人にしてもいいけど、ランダム生成の世界で、いい具合の能力値と若さを持った男と出逢う確率というとかなり限られます。

そのような打算的な私には、こういう男が釣り合っているのかもしれません・・。

ちなみに「自分のこと」を尋ねると、「まさかあなたがここまでやるとは」という感じのセリフを言っていました。

・・・レベルは低いし、冒険者狩りと簡単な依頼しかしていない冒険者なのに、なぜ褒められているのかさっぱりわかりません(゜▽゜;)
金ですか?
金だけは結構たまっています。冒険者狩りによって、アイテムを売っぱらったので。

そして金が入ったとたん、冒険者を仲間に誘っても断られなくなりました。
・・・高評価も金の力でしょうか。


プロポーズが成功した瞬間「結婚しました」という文字と音が鳴っただけで、おしまいです。素晴らしい簡素化。

しかし結婚しても、(自分のことを聞く)会話は結婚前と全く変わらないですし、本当にただ次に子供でプレイするための足掛かり要素って感じですね。

そして結婚した後にプロポーズをしてみたら、
「あなたと私はつりあっていませんね」などと抜かしてきました。
なるほど断られるときのセリフはこれかと思いましたが、
結婚してるんだからちょっとセリフを変化させてくれればいいのに。

さておき結婚もしたことだし、子供が大きくなると一緒に冒険ができたり、子供にプレイヤー権を移すことができるようだったので、それまで一応プレイしようと思っていたのです。

・・ダンジョンに行くまでは。


ダンジョンに行けない以上、私ができることは町中で冒険者狩りをするだけです。

しかしこのゲーム、自分ひとりの時は問題ないんですが、
誰かと冒険をしている場合、その誰かは勝手に攻撃してしまいます。

目に入ったもの(味方以外)手当たり次第に。

なので冒険者の他に、普通に生活する町の人がいても、同じ敵とみなして攻撃してしまうのです。

アイテムも持ってない一般の人を倒してもしょうがないのに・・・。

同じ世界には二度と行けないと思われるランダム生成の世界ですが、
一般人に襲い掛かるのもなんかなあ、という気がして、どうもやる気がそがれます(=д=;)

まあ冒険者ならいいって問題じゃないけど・・・。


例えダンジョンが明るかったとしても、ダンジョンを何百階とかセーブなしで進むというのはおそらく無理なので、このゲームは私には向いてないゲームだっただろうと思います。

・・・まあ、ほんの一時楽しめたから、それでいいかという感じですね。
その楽しみ方が、非人道的なのは置いとくことにして(;´▽`A

ちなみに寿命エンドもあるようでしたが、そこまでプレイする気は起きませんでした。
そのまま引退コマンドを選んで引退エンドを迎えられるようでしたが、やはり疲れてた私は、そのまま電源を切ったのでした・・・。



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