ときめきメモリアルGirl’sSide 2nd kiss

  (コナミ)


ときメモGirl’sSideの2作目。
設定も前作の3年後だったかな?おなじ町です。学校は違うけど。

高校の三年間を楽しく過ごして、目当ての男の子をゲットしよう♪という乙女ゲーム。


                                               {キャラ感想}

攻略キャラは
佐伯瑛(てる)(声:森田成一)・・祖父の経営する喫茶店『珊瑚礁』でバイト中。成績優秀、モテモテでフェミストを装っているが、地はぶっきらぼうで子供っぽい。

志波勝巳(声:中井和哉)・・クールで無口。顔が怖いが実は優しい。元野球部。

氷上格(いたる)(声:鈴木千尋)・・頭脳明晰なメガネ君。規則が服を着ているような生真面目タイプ。学校をよりよくしようと頑張っている。

針谷幸之進(こうのしん)(声:鈴村健一)・・通称ハリー。ロックバンドのボーカルを務めている。自信過剰な目立ちたがり屋と見せかけて、実は繊細であがり症。

クリストファー・ウェザーフィールド(声:神原大地)・・通称クリス。明るくて人懐っこい関西弁の外国人。いつも楽しそうだが、休日は父の会社を手伝うサラリーマンもどきに大変身。

天地翔大(声:成瀬誠)・・1年後輩の男の子。小柄で可愛らしい外見で甘いもの好き。しかしなぜか応援部所属。

若王子貴文(声:森川智之)・・担任の先生。担当は化学。おっとりのんびりマイペースだが、頭脳明晰。昔は外国でその頭脳を利用されていたらしい。

真咲元春(声:うえだゆうじ)・・花屋でバイト中の大学生。明るくて頼れる兄貴肌。志波くんの幼なじみ。


隠しキャラ
赤城一雪(声:野島健児)・・はばたき学園の男の子。雨宿りで知り合う。出会いの影響で主人公とはちょっと軽口をたたきあう関係。

女の子たちはライバルであり友達です。
藤堂竜子(声:進藤尚美)・・男っぽくさばさばしたアネゴ肌。男女から頼られる。志波君が好き。
小野田千代美(声:小桜エツ子)・・頭脳明晰、真面目な熱血漢。動物が好き。氷上君が好き。
西本はるひ(声:前田愛)・・人懐っこい関西弁の女の子。甘いものが大好き。ハリーが好き。
水島密(ひそか)(声:皆口裕子)・・美人で大人っぽいが雰囲気が柔らかく話しやすい。モテモテ。クリス君が好き。



フルボイスで、名前の部分をキャラから音声付で呼んでもらえる画期的なシステムも健在。
今作のEVS(音声で読んでもらえるシステムの略)は容量が大分減ったので、1よりもメモカをくいません。

ときメモといえばおなじみのギャルゲーですが、乙女ゲーとしては2作目。
高校の三年間、いくつかのコマンドから一週間ごとの予定を選択していくだけの、簡単な操作シミュレーションです(#´∀`#)


どのように過ごしても卒業はできるので、エンディングは見られますが
狙ったエンディングに行くためにはそれぞれの条件があります。

男の子とのラブエンドには『彼ら個別の必須パラと好感度』、女の子との友情エンドには『彼女たち必須パラと好感度』、
赤城くんエンドは『外出回数とイベントの選択肢成功』となります。


システムは1の時と同じだし、やることも一週間のコマンドと休日のコマンドを選ぶだけなので
1からのプレイヤーにはとっつきやすい反面飽きやすくなるというデメリットがあります。

私も1をやりまくったせいか、2は真咲先輩(興味わかなくて放置)以外を一通りクリアしたものの、かなり飽きてしまった感じです・・・。

とはいえ、キャラはお気に入りが出来ましたし、デートゲームとしては前作と同じクオリティなので楽しいです。
そして前作よりもちょこっとパワーアップしているところ、イマイチになっているところがあるのも2作目の宿命・・・。



1から変わらないのは、デートゲームとしての安定感。

デート場所はいくつもあるうえ、3年の間に変化する場所もあり、期間限定の場所もあり。
そして一つの場所につき、三回違う会話ができます。(四回目は二回目のセリフとなり、以後ループ)

さらに好感度が「好き」以上で、同じ場所での三回目の場合、選択肢によって特別会話が発生。
ラブラブな会話や真面目な会話を繰り広げ、必ず成果は大成功になるというおまけつき♪


爆弾システムも健在です。(こっちは嬉しくない)

登場した時から男の子は傷心度という内部パラメータがあがっていき、主人公がその男の子と会わないでいるといずれ爆発。
登場人物全員の好感度を大きく落とすというすさまじい威力を誇ります。
防ぐには、時々電話をかけてデートに誘うこと。

電話するだけで傷心度は大幅にさがるので、デートする必要はないけど、そのために休日コマンドを消費しなくてはならないのでもったいないです。
1より爆弾が付きにくくなった気はしますが・・・このシステム必要ないんじゃ・・・。



パワーアップしているところといえば、やはりショッピングでしょう。
今作では買い物をすると、一定以上でスタンプが押されて、スタンプがたまったカードを使うと割引してもらえます。

そして同じ区域(公園通りなら公園通りにあるお店)であれば2店行けるようになったため、
スタンプをためる分の買い物→いったん店を出る→再来店してスタンプで割引して買い物
ということができるようになりましたヽ(*⌒∇⌒*)ノ

これにより、一年目に晴着を買えたりするので嬉しいです。晴着は一番高価で、なかなか買えないアイテムなので。



デートでも、会話が終わった後に「アプローチ」というのができるようになりました。
「よりそう」「チョップする」など、いくつかの中から選び、それによって男の子が反応します。

ふつう状態だとみんなそっけないけど、好き状態だとラブラブなので、色々試すのが楽しいですね♪



女の子から誕生日プレゼントをもらえるようになったのも嬉しい。
1の時は女の子と仲良くてもくれなかったため、男の子からもらえなかった場合弟の尽に嫌味を言われるという悲しい展開でした。

女の子からは仲良くなると、日常的なメールが来てそれもみんないい感じです。
女の子たちがみんな可愛いので、誰と仲良くなるのも楽しい(*´ω`*)
バレンタイン前には3年間違う会話でもうじきバレンタインだね〜という話をするのも好き。


クリスマスパーティーにドレスを着て行くと仲がいい男の子が反応してくれるようになったのもいいですね〜。
前作では女の子しか褒めてくれなかったので。

仲が良くなると褒め方もラブくなるところがオイシイ。



あと文化祭の時に、登場しているキャラたちが文化祭を回っている様子が見られたりするのも楽しい。
文化祭に限らず、校内でのキャラ同士の掛け合いイベントは時々おこるので、学園生活っぽくていい感じです♪

そしてそのキャラの掛け合いイベントが何気に続き物になっているため、最後まで見れるとちょっとお得な感じ。
お気に入りは氷上君と若王子先生。氷上君が先生に質問をするというのが目的の掛け合いで、頑張る氷上君がナイス。



修学旅行で友好以上だと一緒に自由行動をまわれるというのは前作と一緒ですが、
友好の場合と好き以上とで行く場所が変わっていたり、
ペアのおみやげをプレゼントしてくれるというのはとても嬉しい(*´▽`*)

ペアのお土産は友好と好きと共通なので、友好=好きと自覚なしということにしておきます。



しかしイマイチなところもいくつかあります。
たとえば親しくなると呼び名変更というシステムがあったのに、今作では佐伯君以外最初の呼び方のままです。
ハリーなんか親しくもないのに最初から下の名前呼び捨てだし、親しくなっても名字呼びのキャラばかりで残念です。

私はEVSは作っていないけど、音声なしでもあだ名で呼ばれるのは嬉しかったですし、
やっぱり親しくなったのを味わえる呼び名変更なのでもったいない・・・。


あとデートのお誘い(好きになった後から発生)がやけに多い気がするのも困りものです。
私は1の頃から、デートのお誘いは「彼の家(誘われた時限定)」に三回のみでいいのにと思っていました。

部活をしているときや、パラ上げ、休息、はたまた爆弾がつかないように他の男の子へのtell・・・
休日は色々と都合があります。


デートの誘いを断ると好感度が下がるし悲しそうだしで、出来れば断りたくはない。
でも彼らはこっちの都合などおかまいなしです。
運動部に入ってたら第三日曜は全体練習だとか、気遣ってくれる人は誰もいません。

好きな女の子の部活予定くらい気を使うのが普通だと思います。2なんだから改善してほしかったですね。



さらに2では、みんな「好き」状態になるのが早いのも飽きやすい原因。

1の時は2年の修旅前に好きにするくらいが平均でしたが、2ではもっとずっと早くにオチてしまうため、
それ以後は目的がなくなります。

目的は卒業式に告白をされることなんですが、それまでこの状態をキープするのが非常に面倒くさくなってしまうという(;´д` )

好き状態になると頻繁のお誘いが発生するから余計・・・・。



あとデートの待ち合わせが、今作では非常に不愉快な感じになってます(・ω・`*)
というのも、相手が遅れてくる場合は「時間ぴったり。主人公も今来たところ」で、
主人公が遅れる場合は「遅刻」になっているからです。


そのせいで相手からは基本的に怒られるか注意されるか心配されるかで、ときめきはありません。

1のときは姫条君以外はラブラブVという感じでとてもよかったのになあ・・・。
唯一ハリーだけはラブを感じられるので好きですが。


そんなわけで、そのストレスを打破する方法として『L2スキップ』を多用することにしました。

デートの誘いは数回に一度は断り、待ち合わせの部分もオールカット。大分快適です。
聞こえなければ嫌にならない。かわいそうだとも思わなくてすみます。

これをやると、家へのお誘いデートができなくなるのが悲しいところですが・・・。



ほかには、バイトしてるとバイト先にキャラが遊びに来てくれて好感度によってセリフが変わるイベントがありますが、
1の時は好感度が一番高いキャラ限定でしたが、なぜか2では好感度に関係なくやってきます。

さらに友好〜好きが早いため、友好の時のセリフを聞けなかったり、あまり遊びに来てくれなくて聞き逃したり・・・。
親しくない時の会話はみんなそっけないので、好感度高いキャラだけ来る仕様でいいのに。



あと不満なのが、ライバルカップルイベントですね。
彼女たちと親しくなった後、彼女たちの好きな男の子と3回デートをすると「彼のことを好きなのか」というイベントが発生しますが、
そこで肯定するとライバルに、否定すると今まで通りとなります。

ライバルになった後、彼の好感度を好き状態にできないままラストの年の2月になると、
彼女と彼がカップルになったというイベントが起きます。


これは1でも発生してましたが、2は『どのへんがカップルイベントなんだ!!』というイベントばかりでがっかりです(;´д` )

時期がバレンタインなのだから、チョコを渡して二人して照れてたり、カップルになる瞬間を目撃するとか、
ラブラブな会話をしてくれないとライバルカップルイベントの意味がないじゃないですか!!

4人の女の子たちは主人公とはタイプが違うので、違ったカップルになると思うとそういうのみたかった・・・。



今作の仕様としては、誰かと接触事故でキスしてしまうイベントが起こるというのがあります。
人によっては唇だったりおでこだったりほっぺだったり。

いずれもそのあと好感度が上がりやすくなるという要素がつき、エンディングでも「事故チューあり」「事故チューなし」で若干セリフが変わるようです。まあほんのちょっとらしいですが。


必ず誰かと事故チューするってのもちょっと待てという感じだけど・・・
それに関連した会話があったりして、それはそれで楽しかったです。

事故チュー後に下校一緒にしようと誘った時の反応とか・・・。
主人公は何も意識していないからちょっと哀れになるけど。



私は興味がなくて見てませんが、エンディングも「二人の男の子と仲良くなって告白される」というのが増えたようです。

二人の男の子のうち一人は事故チューした男の子なので、必然的に好感度は上がりやすく、
あともう一人と好感度の調整をして「二人から告白される状態(好感度=当て馬>本命)」を作り出すようです。

当て馬の男の子からの告白を断り、本命の事故チュー彼からの告白を受けるというもの。
セリフは素敵かもしれませんが、当て馬役の男の子が哀れすぎる。

これのために好感度が上がりやすい設定になっているのかと思うと悲しいですね。

私は天地くんを狙ってプレイしていた際に、なぜか佐伯くんの好感度が上がってしまい、スチルイベントが発生し、
「好き」状態まで行ってしまいました。
注目パラが同じキャラだとやりやすいエンドかもしれません。



今作の好き順は
お気に入り:ハリー・天地くん
二番目:氷上くん・クリスくん・志波くん

あと隠しキャラの赤城くんは声が野島さんなこともあって、めっちゃよかったです。声にやられた。
でも・・・相変わらずイベントがなさすぎて・・・。

2になっていろいろ微妙な部分もあったけど、お気に入りキャラがいるので結構楽しめました♪


{キャラ感想}好きなキャラのみ語ります。ネタバレ
ハリー 天地 氷上 クリス 志波 赤城&女の子up


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