弁慶


地の朱雀。九郎の軍師として行動。

うん、性格が好きじゃありません(; ̄∇ ̄ )

まあ仕方ないと思うんです。私は優しい人が好きなので。優しかったら軍師は務まりませんから。

声のしゃべりかたも、今までかわいかったのと違って、まとわりつくような感じでどうにも・・・。

女性に対して甘いほめゼリフで口説いているように見えるのも好きになれませんし。

ヒノエと違って、女好きというわけではなく、都合がいいから利用してる感じなのがさらに気に入りません。
軍師だからある意味しょうがないのはわかっていても。

ちなみに天地の朱雀は、今作ではおじとおいの関係。
ヒノエの父が弁慶の兄だそうで、ヒノエは弁慶を苦手に思っているようで仲は良くなさそうです。

しかし今までのシリーズの朱雀からしたら、圧倒的に穏やかな会話が繰り広げられているのはちょっとホッとしますね(;´∇`)


ともあれそんなこんななので、オトすのが非常に苦痛でした。

近づきたくないのに、近づくと嫌な予感しかしないのに、攻略のためには近づかねばなりません。

興味を抱いて素直に近寄り、断られてもこっそりあとをつけたり、
禁止されている扉を開けに行く感覚でどうにも心が拒否します。


「僕、源氏を裏切るつもりなんです(笑顔)」

この冗談なのかわからないセリフが真実であった時の、心底オトしたくなくなった気持ち。

平然と裏切り、望美を人質にとって、清盛へのおみやげにするとのたまいます。

しかしどうして弁慶がそんなことをしたのか、ということはラストまでわからないので、
弁慶ルートの場合、ひとまず最後までつっぱしることに。

弁慶とのイベントでは何一つ楽しいと思うところがなかった私は、もはや早く終わらせたいとだけ思っていました。
そうまでしてオトす必要はないのですが、一人だけオトさないのは気になるため仕方なく・・。


彼は自分の犯した罪を償うために、自分が清盛を封印すると誓っていたようです。

彼は以前は平家の薬師で、しかし清盛が応龍を操る呪詛をかけたため、京が乱れると思い呪いをかけたら、
それが応龍を滅ぼす呪詛になってしまったのだと。

清盛もその時に死んだものの、三種の神器の一つ、八咫の鏡の力で復活しており、
それを倒すために兄(ヒノエの父)と協力して清盛と戦ったが負けた、ということだったようです。


京に再び龍神の加護を取り戻すことが弁慶の願いでした。

そのために、清盛の持つ黒龍の逆鱗を壊す必要があり、そのために清盛に近付く必要があったのです。
全てを誰にも打ち明けず一人でやりとげた彼。

しかし、清盛を自らの体に閉じ込めた彼は苦しそうに、望美に、八咫の鏡を向けてほしいと頼んできます。
鏡は望美が、囚われた島で見つけたものでした。

弁慶さんは大丈夫かと聞いた望美に、「僕は大丈夫です」と答えましたが、鏡を向けると彼の姿も薄くなっていき・・・。

最後まで望美に嘘をつき続ける弁慶。望美の涙の中、消えていきます。


当然ここからが本番で、逆鱗で戻った望美は、弁慶が裏切った後に二人で話をした際に、
時空を超えたことと、弁慶がしようとしてることを知っているということを告げました。

自分が犠牲になる案を考えていた弁慶ですが、違う案を取れるかもしれないといい、
清盛を無事に撃破できましたヽ(´▽`)/ヒヤヒヤしたけど。


しかしなぜか甦り暴れる黒龍。
あれを倒すには、二人では無理だし、清盛の最後の呪詛で暴れているのだろうから、
自分が死ねば大丈夫だとしつこく一人で犠牲になろうとする弁慶。

当然嫌がる望美に、その意志を確かめた後弁慶は「実は一つだけ手を打っているんです」

この人はーーーーo(*>д<)oだったらそれを先に言えーー!!

それは裏切った九郎たちを呼び寄せるということ。

みんなは事情を聞いていて、ちゃんと来てくれました。


黒龍を倒し、これでもう大丈夫だね、という望美に、
「いや、僕はもう一つ違う戦いをしなければいけないかもしれません。
君を元の世界に帰したくないんです。
望美さん、どうかこの世界に残ってくれませんか」

「龍神が見守るこの世界を君と一緒に見守っていきたい。
そう、どんなことをしてでも・・・僕は君を離したくない」

・・・・・・・・(゜Д゜)

「君が元の世界に帰るためにどれだけ頑張ったか知っていて、こんなことを願う僕はやはり咎人なのでしょうね。
どんな手段を使って君を帰さないようにしようかと・・・今もそんなはかりごとをめぐらせてしまう。
でもこればかりは君に乞うしかない。

−−僕は君が好きです。どうか僕と共にいてくれませんか」


・・・・・・・・・・q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p!!!!


これです。これなのです!!!

これをずっと、ずーーーっと、ききたかったあああ!

弁慶は大分後にオトしたキャラだったため、破壊力がものすごかったです。
弁慶に言わせたかったセリフをすべて聞けたことも、大満足の理由だと思います。

策を弄してでも帰したくないとか、弁慶が望美を好きというのが全く出てこないので、ちゃんと告白してほしいとかそういうの。


プレイ中あれほどつまらなく苦痛だったものが、全部エンディングで報われたと感じました。
モノローグでも幸せそうな弁慶の声を聞けますが、何よりも上のセリフが最高です!!


オトしたあと、弁慶の声を聞いたら、まとわりつく感じでいやと思わなくなってました(;´∇`)
今では結構好きです。
弁慶の話し言葉が「僕〜です」という一番好きなしゃべり方なせいもありますが。

じゃあ弁慶も好きなキャラ?トップ?というと、やっぱり好きではありません。
キャラの性格が好きになれないので、できれば近づきたくないです。

しかしのちに購入したファンディスクで弁慶をオトしたとき、両方とも満足しちゃったので、
『好きじゃないのに満足しちゃうキャラ』という不思議なキャラになってしまいました。

・・まあ結局は好きってことなんでしょうかね(; ̄∇ ̄ )


キャラ別ページへ

HOMEへ  ゲーム部屋へ  桃子の乙女ゲームへ