ヨッシーのクッキー

    (任天堂)


これは、新品のファミコンソフトとしては、もしかして一番最後に買ったものだったかもしれません。
すでにスーファミの時代になっており、その2、3年後にはプレステが発売されるという頃に、私たちはこのソフトを買いました。

なので、当然、当時流行っていた頃には未プレイ状態。
いつだったか、テレビ番組で、ゲーム好きの芸能人と一般人(子供)が『ヨッシーのクッキー』で対決するというのを見ていましたが、
そのときはただただ彼らの腕にぽかーんとするばかりで、正直どういうゲームなのかよくわかっていませんでした。


で、やってみた結果。


これは、一人で遊ぶより対戦モードの方が
断然面白い!!(゜∀゜)

・・・という結論になりました。


一人でも二人でもプレイできるのですが、一人でやっていると何の達成感もなく、ただ延々とクッキーをそろえて全部消すだけ。
終わったら次のステージに行って、やっぱりクッキーをそろえて全部消すだけ。
まったくそのくり返しで、「だから何?」という感じ。

それ言ったらテトリスも同じようなものなんですが、
なぜかテトリスの方が断然面白い。
・・・うーん・・・
テトリスは、ブロックの形を変えて穴を埋めるという動作があるから、その分面白いのかもしれません。
これは、ただクッキーの列を右や左、上や下に移動させるだけで、とくにやることがないからなのかな?

とにかく、そんなわけで、これをやるときは対戦モード一択。
ひたすらに桃ちゃんと戦います。


対戦モードにした途端、ホントに面白くなるこのゲーム。

自分のクッキーをそろえて消しつつ、相手への攻撃で、相手がそろうのを阻止。
一列消すごとに1ポイントずつゲットしていき、先にポイントが満タンになった方の勝ち。

単純なルールながら、ただ単に早くクッキーをそろえられる方の勝ちという、単純な結果にはならないのがこのゲームの面白いところ。


キーポイントとなるのが、まさに『ヨッシーのクッキー』です。

数種類ある普通のクッキーの他に、ヨッシーの顔のクッキーがあります。
普通のクッキーを一列消すごとに、ひとつヨッシーのクッキーが出現。
ヨッシーのクッキーを一列そろえると、その瞬間、タイムゲージの下にある欄に書かれていることが起こるのです。

普段、普通のクッキーをそろえている間も、この欄に書かれている事柄はころころと変わり続けていますが、意味のないものです。
しかし、ヨッシーのクッキーをそろえたとき、その真価を発揮。

自分がコントローラ1でプレイしていた場合、画面左側の赤枠が自分の画面となります。自分は1P(1プレイヤー)です。
コントローラ2を使っている相手は右側、青枠の画面でクッキーをそろえます。相手は2P(2プレイヤー)です。

自分がヨッシーのクッキーをそろえたとき、起こる事柄は自分の側のタイムゲージの下の欄に書いてある事柄です。
相手がヨッシーのクッキーをそろえたときに起こる事柄は、相手の側のタイムゲージの下の欄に書いてある事柄。
この二つは、同じ事柄が書いてあるわけではありません。

例えば自分(1P)の欄に『2P PANIC』と書かれているときに、自分がヨッシーのクッキーをそろえた場合、相手の画面がめちゃくちゃになります。
相手が自分の画面でそろえていたクッキーがバラバラになり、めちゃくちゃになっている間は動かすこともできなくなります。してやったり!
この時の快感はたまりません(>v<=j

他にも、『2P BLIND(目かくし)』や『2P SLAVE(こっちと同じ動きをする)』など、相手の邪魔ができる事柄が書いてあるときにヨッシーのクッキーをそろえれば、自分が断然有利になります。


しかしもちろん、相手もヨッシーのクッキーをそろえており、相手のクッキーがそろった瞬間、相手の欄に『1P PANIC』なんて書かれていた場合は、自分の画面がめちゃくちゃになります><


そう、
全てはヨッシーのクッキーをそろえるタイミングにかかっている!
と言っても過言ではありません。

何しろ、自分の欄に『2P 何とか』だけしか出ないと思ったら大間違い。
自分の欄にも『1P BLIND』とかが出るので、うっかりそんなときにヨッシーをそろえてしまったら、いきなり目の前に邪魔な目かくしが現れて、クッキーをそろえにくくなって相手を有利にしてしまうことに。
また、『2P』だからと言って、『2P +7(7ポイント増やす)』なんてのもあったりして、逆に相手にポイントをプレゼントしてしまうことも。

できるだけ、相手の邪魔ができる事柄が書いてあるときに、ヨッシーのクッキーをそろえることが勝利への道となります。

・・・が、うっかりヨッシーのクッキーが勝手にそろってしまう時があって、
しかもそのときに自分が不利になる事柄が書いてあったりして、自分で自分の邪魔をしてしまうことも多かったりするのです(ノд<。)゜。

また、うっかり以外にも、自分で自分の邪魔をせざるを得なくなる事態も起こります。
それがタイムアウトというもの。
クッキーをそろえた瞬間から、次にそろえるまでの間に、タイムゲージはたまっていきます。
これがいっぱいになったら即負け。なるべく早く次の列を作らなくてはいけません。

しかし、くせものヨッシーのクッキーが、それを阻むことも!><
自分の欄に書かれた事柄はどんどん変わりますが、望んでいる事柄が、欲しいときにすぐに出てくれると決まっているわけではもちろんありません。
自分の邪魔はしたくないから、この事柄が変わったらヨッシーをそろえよう・・・と待っていると、相手に+7とか出て、これも嫌だ!とまた次を待ち・・・今度はまた自分の邪魔・・・と待っている間に、
どんどんタイムゲージが迫りくるのです!!
ギリギリのところに来て、即負けになるくらいならと、自分への邪魔が書かれている間にヨッシーのクッキーをそろえて、自滅・・・(つД`)。.:*・°

他のクッキーをそろえる余裕があれば、それでタイムゲージはまたゼロからに戻るので、時間稼ぎもできるのですが・・・うっかりヨッシーのクッキーをためてしまっていた場合はどうにもなりません。


しかし、そのように気をつけることはあれども、
やっぱり最大の武器であるヨッシーのクッキーを、できるだけ数多くそろえることが何と言っても重要です。

連続してクッキーの列を消せると、通常一列消すごとにひとつしか増えないヨッシーのクッキーがたくさん増えます。
それだけ、相手に攻撃するチャンスが増えるということなので、これはまたとない好機。
一気にたたみかけ、勝利も夢ではなくなります。

そのため、できるだけ一度に何列も消せるとベスト!
まあ・・・私たちは計算してクッキーを動かしていませんので(できない^^;)、できたらラッキーくらいのものだったりしますが・・・。



こんな感じで、ヨッシーのクッキーをいかにうまくそろえられるかで、勝利が決まります。

私たちの場合、それは圧倒的に桃ちゃんが上。
私は大抵負けています(T_T)
クッキーをそろえる速度は、それほど大差ないはずなんですが・・・
やっぱり桃ちゃんの方が、ヨッシーのクッキーを味方に付けている数が多いのでしょうね。


だから、これをやるときは、私はいつも挑戦者。

今日こそは桃ちゃんに勝ってやる!!

そんな意気込みでプレイしておりますΣo(^▽^ )


ちなみに・・・


プレイするときのBGMを3つくらいから選べるのですが、
私たちはいつも「運動会の時よく聞く音楽」にしています。
題名は知らないけど、かけっこのときよく流れる曲ってあるじゃないですか、あれです^^

闘争心が掻き立てられるんですよねぇ〜〜〜♪♪♪


あ、なんかまたやりたくなってきました。
次こそ勝ってやりますよ♪
首を洗って待っているがいい、桃子よ!




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