こちらズッコケ探偵事務所(シリーズ第八巻)

 那須正幹作 前川かずお(亡くなられるまで) 高橋信也(それ以降、作画として)画  ポプラ社文庫


あらすじ
盲腸で入院したハカセのお見舞いに、行こうとしたモーちゃんとハチベエ。

ところが、たまたまハチベエとの待ち合わせで座ったベンチで、お見舞い用の、モーちゃんの包みはすりかえられてしまいます。


ハカセの推理によると、あの場所は何らかの取引がされる予定で、間違ってすりかえられた包みには、重大な秘密が隠されているというのです。

早速調べてみたところ、入っていたピンク色のぶたのぬいぐるみからは、何も出てきませんでした。


しかし、後日モーちゃんの家には泥棒が入り、さらにはモーちゃんが誘拐されてしまいます。


無事に戻ったモーちゃんからてんまつを聞いたハチベエは、早速三人で事件解決に乗り出すことにするのでした。



感想
これは私のお気に入りの話です。


結局、一応ハカセの推理は当たっていたわけで、モーちゃんは、たまたま取引相手と似た格好をして、包みと花束を持っていたというだけで巻き込まれてしまったのです。

そして悪者にとっては、ハカセが入院していたこと、モーちゃんそっくりの取引相手だったこと、ハチベエという好奇心の塊が友達にいたこと、すべてが失敗だったということになります。

ハチベエだったから、事件を捜査しようとしたし、モーちゃんの証言から、犯人が特定できたし、ハカセは冷静な推理を働かせ、捜査を助けました。


そしてラスト、まずい状況に追い込まれたところでの大逆転が、

本当に気持ちがいい!です。


読み終わって、晴れ晴れとした気持ちになる話は、やっぱり大好きです。



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