ズッコケ恐怖体験(シリーズ第十四巻)

 那須正幹作 前川かずお(亡くなられるまで) 高橋信也(それ以降作画として)画  ポプラ社文庫


あらすじ
夏休みハカセのいなか(父方の祖父の家)に旅行した三人。

すると町を散歩中、長靴ばあさんと呼ばれるおばあさんから『おたかの亡霊』について聞かされます。
そしてハチベエがおたかを呼び寄せた張本人だと。


しかしハカセの祖父や祖母に聞いても知らないと言います。


その後町の肝試し大会に参加したところ、間違った道を行ってしまったハチベエは、長者屋敷跡というところで幽霊に出会ってしまいました。


そのことがわかったとたん、いなかから追い出されるようにして自宅へ戻ることになった三人ですが、幽霊騒動はけして終わりではありませんでした・・。


自宅へ戻ったハチベエがまたも幽霊と会ったことや、そのあと乗り移られたようになったことで再びいなかへ行くことになります。

『おたかの亡霊』とはいったい何者なのか。

そしてハチベエはどうして幽霊と出会ったのか。


すべてはいなかで判明することになります。



感想
これは怖かったです・・・。

といっても描写が恐ろしいとかグロテスクだとかそういうことはまったくありません。

幽霊にしても別に危害を加えるわけでもないし、物語も静かに進んでいきます。


でもとにかく幽霊に乗り移られたハチベエが怖いです・・・。

背筋がぞくっとしてしまうため、あまり頻繁には読まないようにしています。

そのため・・・たまに読むと怖い。

むしろ読み慣らしたほうがいいのかもしれません・・・。



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